グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

12月になっても蚊。12月になってもアマガエル!

2019-12-04 13:38:28 | Weblog
12月になっても蚊。12月になってもアマガエル!

11月中旬に「秋がなくなってしまったかのような気候。​こちら​」
を載せたのですが、ひきつづきとして 本日朝のできごと。

ラベンダーやシキミの挿し木の鉢の、挿し穂の具合を確かめよう
としたところ、そこにいたのは

    

いまたしかに12月なのに。ふつうに日光浴するアマガエルくん。


    

冬眠してあたりまえのこの時期に、いまにも鉢から跳びだしそう
な、活動的な姿をみせる このアマガエル君の姿って いったい。

本日宮崎県地方は晴れてはいますし、またいまの時間が日の当た
る午前11時ジャストの時刻ということを割り引いたとしても、

平年であれば、たとえアマガエルをみかけたとしても、それは冬
眠中に起こされて不機嫌にちぢこまっている・・なんて ことが
あたりまえだというのに、驚かされる出来事です。 そういえば
先週末の庭木の剪定時、午後にはいるやいきなり数匹のヤブ蚊に
も襲われましたし、さすがに12月にはいってもこんな状態とは
これも初めての体験です。

おもえば 全世界的な高温傾向に対して欧州議会が気候非常事態
を宣言をしたのが つい2・3日前の11月の30日。
アマガエルもヤブ蚊も、そんな異常な気象状況を具現化した事象
なのかもしれません。

ちなみに農業生産関係では 11月の末に発表された2019年
産米の農産物検査結果[10月31日時点]が公表されましたが

    

2018年の前年産に比較すると、ことしの高温の影響で白未熟
粒が発生した影響から、一等米比率が7.4ポイントも低下して
72.9パーセントであったことが 公表されたばかりです。

・・・12月にはいり、身近な場面やメディアのニュースなどで
の 本年の異常な気象ぶりを振り返る機会が ふえるわけですが、

 ひょっとして来年はもっと高温になっていくのではないのか
 巨大台風の発生や襲来する機会がふえていくのではないのか
 あらたな害虫被害に加えて
 作物自体の生育に対する障害が 増えていくのではないのか

などといった懸念は、減るよりも増えていきそうな師走となりま
したね。


晴れ 「手遅れになる前に、気候変動の脅威と戦い、封じ込める
  ための早急な具体的行動」を取るように、文中の欧州議会
  は 加盟国や関係機関に求めていくということです。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜