豚コレラ。感染拡大防止に大切なのは排せつ物処理。
農水省の豚コレラのページには、このウイルスがおこす豚コレラと
いう伝染病について
・豚コレラウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で
強い伝染力と高い致死率が特徴。
・感染豚は 唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や
汚染物品等との接触等により感染が拡大する。
・治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であ
ることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定され
ている。
と説明されていますが、
この説明になされているように、これ以上の感染拡大を防止する
には、なんといっても ウイルスを含んでいるかもしれない糞尿
の処理が大事になります。
ということで感染病の拡大が止まらぬ場合の、感染拡大防止の基
本ともいえるふん尿処理についての対策はつぎのようになります。
↓
更なる拡大防止策とし効果的だと考えられるのは、排せつ物処理
を適切に行うということ。これに尽きると思います。
具体的には
■ ふん尿をたい肥化する場合には、よく完熟させる
■ 発酵温度が十分に上がっているかどうかを、よく確認する
■ たい肥化の済んだものと、新しいふん便とを混ぜない
■ たい肥と、飼育豚を離す
■ たい肥と野生動物が接触しないように管理する
といった対策をとることが肝要です。さらに上記の個体分とは別
に、液体分についての注意点として、 通常時の塩素消毒処理や
ばっ気処理ではウイルスが不活性化していない可能性も考えられ
ることから
■ できれば、液体分を肥料として散布しない
■ やむをえず用いる場合は、ほかの養豚場の近くで使用しない
■ やむをえず用いる場合は、流水の近くでは散布しない
■ やむをえず用いる場合は、道路の近くでは使用ない
といった対策が有効だと考えられます。
いったことで今回は、全国に広がりつつある豚の伝染病である豚
コレラの簡易拡大防止対策についてのおはなしでした。ちなみに
今回の豚コレラの発生の経緯はつぎのようなものとなりますが、
じつは昨年の10月下旬ころからすでにふん尿の処理についての
地元の苦労と苦脳が報道されていた経緯があります。
12月01日の報道された新聞記事の抜粋には『同公園に併設す
る堆肥センターの運営自粛を一日に解除するほか、一例目が発生
した養豚場が堆肥を搬入していたJAぎふ堆肥センターについて
も、二日に運営自粛を解除する方針を決めた。』と、ありますね。
頭隠して尻隠さず・・・ということわざがありますが、
感染拡大防止にはなんといっても尻も隠すことが大切だ
というおはなしですね。ちなみにやはりふん尿中のウイ
ルスによって感染が拡大していったと考えられる口蹄疫
や鳥インフルエンザのケースはこちら。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
農水省の豚コレラのページには、このウイルスがおこす豚コレラと
いう伝染病について
・豚コレラウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で
強い伝染力と高い致死率が特徴。
・感染豚は 唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や
汚染物品等との接触等により感染が拡大する。
・治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であ
ることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定され
ている。
と説明されていますが、
この説明になされているように、これ以上の感染拡大を防止する
には、なんといっても ウイルスを含んでいるかもしれない糞尿
の処理が大事になります。
ということで感染病の拡大が止まらぬ場合の、感染拡大防止の基
本ともいえるふん尿処理についての対策はつぎのようになります。
↓
更なる拡大防止策とし効果的だと考えられるのは、排せつ物処理
を適切に行うということ。これに尽きると思います。
具体的には
■ ふん尿をたい肥化する場合には、よく完熟させる
■ 発酵温度が十分に上がっているかどうかを、よく確認する
■ たい肥化の済んだものと、新しいふん便とを混ぜない
■ たい肥と、飼育豚を離す
■ たい肥と野生動物が接触しないように管理する
といった対策をとることが肝要です。さらに上記の個体分とは別
に、液体分についての注意点として、 通常時の塩素消毒処理や
ばっ気処理ではウイルスが不活性化していない可能性も考えられ
ることから
■ できれば、液体分を肥料として散布しない
■ やむをえず用いる場合は、ほかの養豚場の近くで使用しない
■ やむをえず用いる場合は、流水の近くでは散布しない
■ やむをえず用いる場合は、道路の近くでは使用ない
といった対策が有効だと考えられます。
いったことで今回は、全国に広がりつつある豚の伝染病である豚
コレラの簡易拡大防止対策についてのおはなしでした。ちなみに
今回の豚コレラの発生の経緯はつぎのようなものとなりますが、
じつは昨年の10月下旬ころからすでにふん尿の処理についての
地元の苦労と苦脳が報道されていた経緯があります。
12月01日の報道された新聞記事の抜粋には『同公園に併設す
る堆肥センターの運営自粛を一日に解除するほか、一例目が発生
した養豚場が堆肥を搬入していたJAぎふ堆肥センターについて
も、二日に運営自粛を解除する方針を決めた。』と、ありますね。
頭隠して尻隠さず・・・ということわざがありますが、
感染拡大防止にはなんといっても尻も隠すことが大切だ
というおはなしですね。ちなみにやはりふん尿中のウイ
ルスによって感染が拡大していったと考えられる口蹄疫
や鳥インフルエンザのケースはこちら。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」