ペストの医師のいでたちに、いまや共感。
一年経過して、あらためて またおもう・・よろしかったら。
↓
カラス男とでもいうべきか、あるいは東宝怪獣映画のモゲラの
コスプレというべきか、初めてそのルックスをみたときは水木
まんがの表現を借りれば ギョギョギョ としたのを鮮明に記
憶している出で立ち。。そんな格好といえば・・・
そう、ペストの医師です。
長いコートと、同じく長い革手袋。頭をすっぽりと隠す大きな
帽子に、長靴。そして患者を、ペストにかかった患者に直接触
ることを避けるための診察棒を携えているあの画↑。そしてな
により特徴的[個人的には怖いイメージをもってしまう]なのが、
あの防護メガネと一体になっているような、あのクチバシ付き
マスクです。
繰り返しになりますが初見したときは、死神コスプレの別バー
ジョンにちがいない・・とも おもいましたものね。
しかし。しかしです。
2021年現在のいま、新型コロナウイルス及び変異種の蔓延
する世界の状況に関するニュースを知るたびに、自分になかで
その思いは変わりました。このおおげさとも思えた扮装に関す
る、その当時の人々の感染症に対する必死さというか真剣さと
いうか、そんな覚悟というようなものが理解できるようになり
ました。なってしまいました。
とくにハーブを栽培している身として、なにより理解できるよ
うになったのが、あの扮装のなかでもっとも特徴的な、あのマ
スクについたクチバシです。じつはあのクチバシのなかには、
ハーブが詰められていたという、このマスクを制作したといわ
れる17世紀のフランスの医師シャルル・ド・ロルムさんに関す
る記録を耳にしてからは です。 記録曰く・・・
「長さ15センチのクチバシのような形で、中に香料を入れてい
た。穴は鼻孔近くの左右に1箇所ずつの2つしかなかったが、
呼吸をするのには十分だった。クチバシに仕込んだハーブの
香りを、吸い込む空気にまとわせることができる」
と、いうことなのだそうです。
ということで今回は、コロナが蔓延するまで理解できなかった
ペストの医師の出で立ちが、いまは充分に共感できるようにな
ってしまった・・というおはなしでした。
もちろんハーブが感染症予防に効くのかどうかは現在
を生きる私にもわかりません。しかしたとえばカトリ
ック修道院でのハーブ栽培のはなし[こちら]や魔女の
白魔術などにかんする民間療法のはなし、 あるいは
日本の疱瘡絵のはなしなどを耳にするにつけ、なにか
心の拠り所になるものがあってもいいというきがしま
すね、こうなってきたら。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
一年経過して、あらためて またおもう・・よろしかったら。
↓
カラス男とでもいうべきか、あるいは東宝怪獣映画のモゲラの
コスプレというべきか、初めてそのルックスをみたときは水木
まんがの表現を借りれば ギョギョギョ としたのを鮮明に記
憶している出で立ち。。そんな格好といえば・・・
そう、ペストの医師です。
長いコートと、同じく長い革手袋。頭をすっぽりと隠す大きな
帽子に、長靴。そして患者を、ペストにかかった患者に直接触
ることを避けるための診察棒を携えているあの画↑。そしてな
により特徴的[個人的には怖いイメージをもってしまう]なのが、
あの防護メガネと一体になっているような、あのクチバシ付き
マスクです。
繰り返しになりますが初見したときは、死神コスプレの別バー
ジョンにちがいない・・とも おもいましたものね。
しかし。しかしです。
2021年現在のいま、新型コロナウイルス及び変異種の蔓延
する世界の状況に関するニュースを知るたびに、自分になかで
その思いは変わりました。このおおげさとも思えた扮装に関す
る、その当時の人々の感染症に対する必死さというか真剣さと
いうか、そんな覚悟というようなものが理解できるようになり
ました。なってしまいました。
とくにハーブを栽培している身として、なにより理解できるよ
うになったのが、あの扮装のなかでもっとも特徴的な、あのマ
スクについたクチバシです。じつはあのクチバシのなかには、
ハーブが詰められていたという、このマスクを制作したといわ
れる17世紀のフランスの医師シャルル・ド・ロルムさんに関す
る記録を耳にしてからは です。 記録曰く・・・
「長さ15センチのクチバシのような形で、中に香料を入れてい
た。穴は鼻孔近くの左右に1箇所ずつの2つしかなかったが、
呼吸をするのには十分だった。クチバシに仕込んだハーブの
香りを、吸い込む空気にまとわせることができる」
と、いうことなのだそうです。
ということで今回は、コロナが蔓延するまで理解できなかった
ペストの医師の出で立ちが、いまは充分に共感できるようにな
ってしまった・・というおはなしでした。
もちろんハーブが感染症予防に効くのかどうかは現在
を生きる私にもわかりません。しかしたとえばカトリ
ック修道院でのハーブ栽培のはなし[こちら]や魔女の
白魔術などにかんする民間療法のはなし、 あるいは
日本の疱瘡絵のはなしなどを耳にするにつけ、なにか
心の拠り所になるものがあってもいいというきがしま
すね、こうなってきたら。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」