グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

庭でマッチョなムシを見た。

2020-07-27 18:30:02 | Weblog
庭でマッチョなムシを見た。

2015年の、別ブログに書いた記事ですが、次回関連ということで
よろしかったら。ちなみに書いてから5年経過したいま2020年。
サツマゴキブリは宮崎県海岸部では、すっかりポピュラーな、どこ
ででも見かける虫になっております。

 ↓


農業用のパレット置き場ではじめてみたときは、「夜にでも飛んで
きていた水生昆虫のゲンゴロウかな?」 なんて思わされたこの翅
[はね]のないマッチョな虫・・。

体長こそ4センチほどですが、幅は2センチに迫り、なんといって
も特徴的なのは そのぶ厚い胸板。

ロードウォーリアーズのアニマルや、かつての ブルーザー&クラ
ッシャー
の全盛期を連想させるほど。な かんじでした。

のののの
サツマG

・・・なんて書くと、まさかこの虫がゴキブリの一種だと思われなか
った方も多かったのではないでしょうか。

そうなんです、この虫の名前はサツマゴキブリ。鹿児島や南西諸島を
中心に野外に生息していることが多い南方系の種なのです。

上の角度からみたら、足を隠していたとしたら、そして触角がみえな
かったことから、ゴキブリには思えなかったんです。

基本的には、宮崎県ではまずみない虫なのですが、この写真を撮影し
たのはおもいっきり宮崎県内。ということで、いわゆる温暖化に伴っ
て鹿児島から北上してきたのではないのかと推測しています。

ただ、本年は寒いので、ちょっと冬越しにはむずしいかも。。
参考として → 見かけなくなった侵入害虫の回は こちら 。


晴れ このサツマ。じつは飼われている方も多いという一面もある
  みたいですね。

 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染