浸水被害で大事になるのは消毒。。
大水害がおこった地域では、“匂いがついてしまうので洗濯物さえ外に干せ
ない”といった状況が現出します。〔世の中の清潔志向を批判する学者さん
もおられるようですが〕実際の水害現場では、まずは なにより消毒が大切
になるのです。というわけで床上浸水被害に遭遇した場合の対策の回となり
ます。風水害多発地帯に住んでいるものとしての経験からのはなしというこ
とで過去分ですが、よろしかったら。
↓
家財道具や日用品も丸ごと被害に遭う床上浸水被害にあった場合、もっとも
気をつけねばならないことは 感染症という二次被害発生を防ぐ ことです。
河川の氾濫による濁流は「簡易浄化槽・下水・家畜やペットのふん尿・生ゴ
ミなどの感染症をひきおこす可能性の大きい汚染物を含む水」だとかんがえ
ねばなりませんから。
そこで対策として、早急にかんがえねばならないことは、ふたつ。
まずは 家屋や家屋周辺の消毒。
そしてもうひとつは、まだまだ暑い時期とはではありますが〔消毒や片付け
作業に当たる場合には〕怪我をしないように 万全の服装で消毒作業に臨む
ことです。
片付けと消毒作業は、たとえばつぎのようになります。
長袖・長ズボン・マスク・ゴム手袋を着用
↓
家財道具を運び出した後、泥を洗い流すか、ぞうきんなどで水ぶき
↓
床下・屋内外の壁・床を消毒液に浸した布などでよくふく
または
消毒液を噴霧器でぬれる程度に散布し、屋内の風通しをよくする
↓
家財道具もおなじように処置
↓
屋内の乾燥を確認した後、家財道具を運びいれる
と、これで片付けと消毒作業に関する一連の作業は終了です。
使用する消毒薬ですが、体験上もっとも効果があると考えているのが、塩化
ベンザルコニウム・オスバン液。一般的には 逆性せっけん とよばれてい
ます。床下・屋内外の壁・床・家財道具など多目的に使え人体に対する刺激
がすくないのが特長ですので、よろしかったら。
・・・などと一連の消毒作業も、書くだけならほんとうに簡単です。
しかし 実行するのはなかなかに大変。正直いって、もう笑うしかないほど
の困難を伴う大変な作業になることのほうが多いものなのです。
なんといっても「長袖・長ズボン・マスク・ゴム手袋を着用」からして大変。
暑さきびしいシーズンに浸水被害にあったとしたら、もうそれだけで暑さに
参ってしまいます〔夏場であるほど現場の悪臭もひどくなりますし〕。
そして 清潔な水が入手できない場合もかんがえておかねばなりません。
たとえば、浄水場のポンプが浸水被害で故障した場合などです。そのような
事態ともなれば、被災後1週間を過ぎた時点であっても断水といった状態に
なる場合も往々にしてあるのですから。 こんなかんじ で。
→ 台風後の植物のお入れ方法については こちら 。
繰り返しになりますが、水害時に閉口してしまうのは、水道の
浄水場も浸水してしまった場合。ここ宮崎では復旧に2週間以
上もかかったケースがありましたが、これには ほとほとよわ
りました。
「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」
大水害がおこった地域では、“匂いがついてしまうので洗濯物さえ外に干せ
ない”といった状況が現出します。〔世の中の清潔志向を批判する学者さん
もおられるようですが〕実際の水害現場では、まずは なにより消毒が大切
になるのです。というわけで床上浸水被害に遭遇した場合の対策の回となり
ます。風水害多発地帯に住んでいるものとしての経験からのはなしというこ
とで過去分ですが、よろしかったら。
↓
家財道具や日用品も丸ごと被害に遭う床上浸水被害にあった場合、もっとも
気をつけねばならないことは 感染症という二次被害発生を防ぐ ことです。
河川の氾濫による濁流は「簡易浄化槽・下水・家畜やペットのふん尿・生ゴ
ミなどの感染症をひきおこす可能性の大きい汚染物を含む水」だとかんがえ
ねばなりませんから。
そこで対策として、早急にかんがえねばならないことは、ふたつ。
まずは 家屋や家屋周辺の消毒。
そしてもうひとつは、まだまだ暑い時期とはではありますが〔消毒や片付け
作業に当たる場合には〕怪我をしないように 万全の服装で消毒作業に臨む
ことです。
片付けと消毒作業は、たとえばつぎのようになります。
長袖・長ズボン・マスク・ゴム手袋を着用
↓
家財道具を運び出した後、泥を洗い流すか、ぞうきんなどで水ぶき
↓
床下・屋内外の壁・床を消毒液に浸した布などでよくふく
または
消毒液を噴霧器でぬれる程度に散布し、屋内の風通しをよくする
↓
家財道具もおなじように処置
↓
屋内の乾燥を確認した後、家財道具を運びいれる
と、これで片付けと消毒作業に関する一連の作業は終了です。
使用する消毒薬ですが、体験上もっとも効果があると考えているのが、塩化
ベンザルコニウム・オスバン液。一般的には 逆性せっけん とよばれてい
ます。床下・屋内外の壁・床・家財道具など多目的に使え人体に対する刺激
がすくないのが特長ですので、よろしかったら。
・・・などと一連の消毒作業も、書くだけならほんとうに簡単です。
しかし 実行するのはなかなかに大変。正直いって、もう笑うしかないほど
の困難を伴う大変な作業になることのほうが多いものなのです。
なんといっても「長袖・長ズボン・マスク・ゴム手袋を着用」からして大変。
暑さきびしいシーズンに浸水被害にあったとしたら、もうそれだけで暑さに
参ってしまいます〔夏場であるほど現場の悪臭もひどくなりますし〕。
そして 清潔な水が入手できない場合もかんがえておかねばなりません。
たとえば、浄水場のポンプが浸水被害で故障した場合などです。そのような
事態ともなれば、被災後1週間を過ぎた時点であっても断水といった状態に
なる場合も往々にしてあるのですから。 こんなかんじ で。
→ 台風後の植物のお入れ方法については こちら 。
繰り返しになりますが、水害時に閉口してしまうのは、水道の
浄水場も浸水してしまった場合。ここ宮崎では復旧に2週間以
上もかかったケースがありましたが、これには ほとほとよわ
りました。
「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」