グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

そろそろイラガ。

2020-06-08 17:15:29 | Weblog
そろそろイラガ。

剪定ばさみを使って クスガネモチの樹形を整えていたとき ・・・

       

右手の薬指付近に一瞬 ビリリ、 その後に ひりひり とした刺激。


      

      

イラガです。


  

電気が走ったような刺激を受けた場所をよくみると、そこには☆の形
に整列した、まだ長さ1センチにも満たない若齢幼虫期のイラガたち。

“小さいうちはそれほど棘がない” とはいいますが、それでも患部は
ひりひりひり 。 別の部分の葉をよくみると、樹の そこかしこ
にも 小集団が。

      


農業においての、たとえば果樹の成木園などでは大発生しない限り生
産上の実害はそれほどない・・といわれるイラガ類ですが、農作業中
に幼虫の毒針に触れて刺されると、気分的に厭世ってかんじになるの
で、やっぱり対策は必要でしょうね。

ということで今回は、 そろそろイラガ というおはなしでした。


晴れ  独特なのがイラガ類の繭。​こちら​。 芸術的でもあり
  土俗的でもあり、 なかなかに魅惑されます。
  
 
 
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」    

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