グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

世界ツバキ協会の優秀園認証を受けた公園。

2013-03-10 12:33:09 | Weblog
世界ツバキ協会の優秀園認証を受けた公園。

2003年3月8日に、 日本国内で唯一の世界ツバキ協会の優秀園
認証を受けた公園が、宮崎市の椿山森林公園です。
お近くにお越しの節は、ぜひに・・・ということで、よろしかったら。

 ↓

『探訪、カメリア・マウンテン。』

昨日からはいきなりの“夏日”ともいえる気温の上昇がありましたが、
春の訪れがことのほか遅れた感のある本年は・・・椿の花が長く楽し
める年となりそうです♪

そんなツバキといえば、こちらが 1000種! のヤブツバキがうえら
れているという

 入り口.jpg  宮崎市の椿山森林公園です。

入り口にはいって山道をすすめば、そこにも。ここにも。あちらにも。
大小さまざまな、色とりどりの、中には斑入の ツバキ・椿・つばき。 


 いろいろな花.jpg

足元には、いろいろなツバキの織り成す彩色豊かなじゅうたんです。

 足もとにも.jpg

そんな樹上のツバキのお花と足元のお花の絨緞を楽しみながら、歩い
ていけば・・・

 森の奥へ.jpg


重なり続く、椿のトンネルの奥へ奥へと深く導かれていくのでした。

 
 椿のトンネル.jpg

茶の湯には、椿の切り枝が重用されますね。
個人的には 侘助。に、黒侘助。ドリーガールという品種が、好き。


◎ 数千種あってもツバキはツバキ。そんな 多様性が椿の魅力 ですよね。
  椿を使った産業としては椿油づくりが有名ですが、農業品としては、
  椿油粕や 農薬として使用される椿粉末
が抽出されるんですよ。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染




これがポルターガイスト現象なのか・・・と思った日。

2013-03-06 10:15:53 | Weblog
これがポルターガイスト現象なのか・・・と思った日。


ときには1時間以上にもわたり、誰もいないはずのガラス戸や障子
 が、勝手にガタガタと動きだし、次第に激しさを増していって、つ
 いには家中が地震でもあっているかのように感じてしまう


といった情況に、あなたが陥ってしまったとしたら・・・その原因は
いったいなんだとだと思われますか? 

地震?動物? まさかの心霊現象?
地底怪獣バラゴン?
それとも、それらとは、ちがうなにか?

その状況を体験した私の場合は、まずは、「これは地震の前触れの振
動だ」と考えました〔地面は揺れていないにもかかわらず〕。

そこで、テレビをつけ、パソコンを起動させました。そう、地震速報
を見ようと考えたのです。

しかし不思議なことに、テレビやラジオでは地震速報を放送しません
でしたし、なによりネットでどうしらべようとしても地震の情報が、
検索できなかったのです。

そこで夕方の戸外にでてみた。

しかし気づいたのです。
戸外では、まったく振動を感じないということに。

そういうことになれば、つまり・・・家のなかの障子やガラス戸だけ
が揺れていたことになるわけです。

正気になろうと、頭を何度もひねって、ふたたび屋内にはいると、や
はりガラス戸や障子が、勝手にガタガタと揺れている。

じつに不思議で、奇妙な状況でした。

そこで頭に思い浮かんだのか・・・そうホラー・ファンならお馴染み
の ポルターガイスト現象 です。

 ヒトが手を触れていないのに、物体の移動や物をたたく音の発生、
 場合によっては発光・発火などが繰り返し起こるとされる、通常
 では説明のつかないという現象


と、説明される あの現象ですよ。


・・・・というわけで、

その前後の新燃岳噴火のニュースをまったく知らない状況で、この現
象に遭遇していたとしたら、私はたしかにこれは心霊現象であり、ま
た妖怪の仕業であると確信したことでしょう。

だって 風でも、地震でもないのに、これほど家中が揺れることを経験
たわけですから。

そう、この現象は・・・物理学的には「空振(くうしん)」とよばれるもの
だったのです。

ちなみに当時のこの現象についての、鹿児島大学南西島弧地震火山
観測所の後藤和彦准教授(地震学)の解説はつぎのとうり。

簡単に言えば耳で感じることができない『音』が原因。音は空気の震
 えだが、人の耳が『音』と感じることができる周波数には限度がある。
 それを下回っているため耳では聞こえないが、空気の震えによって家
 や窓が揺さぶられ、その時の『音』がしている


ということなのでした  。

 ポルターガイスト.jpg ← 事態を伝える新聞記事

この記事を読んでみて・・・ふうむ、なるほどと、合点が いきました。
そして物事を解説する情報というものに対して、ある種のありがたさと
いうものを感じもしました。

ちなみに後日談ですが、この事態には宮崎県下の各地県警にも300件を
超える110番通報が相次いだそうで、その通報の内容は

 「誰かが家屋内に侵入している
 「誰かが玄関を叩いている

といったものだったそうです。さもありなん。。
ちなみにこれは、2011年の1月の体験談です。



◎  とはいったものの、なかにはひとつくらい本物の ポルターガイスト現象
  も、まじってたりして/笑。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染



家庭菜園と、農業のちがいは。

2013-03-04 10:22:29 | Weblog
家庭菜園と、農業のちがいは。

農作物を育て収穫するという、家庭菜園と農業。いっけん同じにおも
えてしまいすが、じつは大きくちがいます。その違いとは、どこにあ
るのでしょう。

それは・・・ 消費者の存在 です。

育てた農作物を自家用で食べたり、人にあげたりするのが家庭菜園で
あるのに対して、育てた農作物を消費者に販売して、その販売して得
たお金で生計を立てていかねばならないのが農業なのです。

そう、農業は〔消費者に〕 買ってもらってなんぼ なのです。

消費者が農産物に望むリクエストは、さまざまなものがあります。
「おいしさ」「新鮮さ」をはじめとして、「旬」や「希少性」あるい
は「安さ」などのいろいろなリクエストがあり、そのリクエストの基
準にみあったと判断された農産物が、消費者に購入されていくのです。

そのような消費者が望む商品を、消費者の要望に応じて、なんでも作
り・売るのが農家・農業の真骨頂であり、それはまた消費者に対する
農家としての義務だもといえるでしょう。

たとえば 現在です。

この寒い冬の季節であっても、暖かいシーズンのキュウリやピーマン
やナス、ときには南国の果実であるマンゴーなどの農産物についての
消費者の要望があるならば、〔工夫と技術をもって採算が取れる状
で、つくってしまうのが農業
なのです。

ということで、今回は、家庭菜園と農業のちがいについてのおはなし
でした。


◎ まあ、しかしです。消費者のリクエストに答えていく という
  作業は、農家の側からみれば、やりがいのある作業となります。
  生産する農産物に「リクエストに見合った価値」をもたせる
  ためには、工夫 とそして やる気 が必要となる
 わけです
  から。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜