太陽の鳥・カラスのお酒。
次回関連で2009年分の再掲載です。
↓
4大ホワイトスピリッツのひとつであるテキーラ。国内ではジン・ウオ
ッカ・ラムにつぐ人気を誇ります。「マルガリータ」や「テキーラサン
ライズ」などのカクテルのベース酒になっていることもあり、日本での
需要も毎年増加しているようですね。
さて、そのテキーラ。
リュウゼツラン(竜舌蘭)の一種であるアガベ・アスール・テキラーナ
を原料として51%以上使用した発酵酒を蒸溜したお酒です。またその
製造される産地も重要で・・・メキシコでも、ハリスコ州・ミチョアカ
ン州・ナヤリット州・グアナファト州・タマウリパス州で生産されたも
のだけがテキーラを名乗れるのだそうです〔なにやら 「薩摩焼酎」を
イメージさせる話です〕。
そんなかの地のテキーラの有名ブランドメーカーが『ホセ・クエルボ』。
創始者のホセ・アントニオ・クエルボ氏がスペイン王からハリスコ州の
土地を譲り受け、1795年にクエルボ社を創業した・・とされていま
すから200年以上もの長い伝統を誇るメーカーということになります。
この「ホセ・クエルボ」社テキーラのシンボルとして掲げられている
のが、じつは カラス 。
テキーラの商業製造と販売を開始する際に、スペイン語が読めない人の
ために、誰でも覚えやすいカラスの絵をラベルに描き、
その絵をシンボルとして樽に貼ったのが、ホセ・クエルボ社隆盛のそも
そもの始まりともいわれています〔そもそもクエルボとは、スペイン語
でカラスの意〕。
![テキーラ.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/73/0000037073/84/imgeb6d202dvrm8mo.jpeg)
※ 右端の画はアルベルト・アロウェスティ・イバロラの「曙光」
古代のエジプトでは、太陽の鳥。ギリシャ神話では、太陽神アポロンの
使者。中国では、太陽に住む鳥。と、されてきたカラス。そんなカラス
の太陽の鳥といったイメージをうまくつかったことが、大成功を勝ち得
た理由のひとつだといえそうです[メキシコという国も太陽の国といわ
れますし、まさにうってつけのキャラクターであったのでしょう]。
日本市場においても、テキーラのトップ銘柄となっているこのメーカー
は、いまや世界最大のテキーラ生産量をつくりだしているということで
・・・日本有数の日射量を誇り、古代遺跡を抱える点が一致した点で
メキシコシティと姉妹都市になっている宮崎市民としてはじつにうらや
ましいかぎりであります。
◎ そんなテキーラメーカーの老舗「ホセ・クエルボ社」。社内の
廊下にドーンと鎮座する、人ひとりは入れるかという巨大な鳥
かご。そのなかにはカラス一羽が大事に飼育されているとの
ウワサあり。
「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
次回関連で2009年分の再掲載です。
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4大ホワイトスピリッツのひとつであるテキーラ。国内ではジン・ウオ
ッカ・ラムにつぐ人気を誇ります。「マルガリータ」や「テキーラサン
ライズ」などのカクテルのベース酒になっていることもあり、日本での
需要も毎年増加しているようですね。
さて、そのテキーラ。
リュウゼツラン(竜舌蘭)の一種であるアガベ・アスール・テキラーナ
を原料として51%以上使用した発酵酒を蒸溜したお酒です。またその
製造される産地も重要で・・・メキシコでも、ハリスコ州・ミチョアカ
ン州・ナヤリット州・グアナファト州・タマウリパス州で生産されたも
のだけがテキーラを名乗れるのだそうです〔なにやら 「薩摩焼酎」を
イメージさせる話です〕。
そんなかの地のテキーラの有名ブランドメーカーが『ホセ・クエルボ』。
創始者のホセ・アントニオ・クエルボ氏がスペイン王からハリスコ州の
土地を譲り受け、1795年にクエルボ社を創業した・・とされていま
すから200年以上もの長い伝統を誇るメーカーということになります。
この「ホセ・クエルボ」社テキーラのシンボルとして掲げられている
のが、じつは カラス 。
テキーラの商業製造と販売を開始する際に、スペイン語が読めない人の
ために、誰でも覚えやすいカラスの絵をラベルに描き、
その絵をシンボルとして樽に貼ったのが、ホセ・クエルボ社隆盛のそも
そもの始まりともいわれています〔そもそもクエルボとは、スペイン語
でカラスの意〕。
![テキーラ.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/73/0000037073/84/imgeb6d202dvrm8mo.jpeg)
※ 右端の画はアルベルト・アロウェスティ・イバロラの「曙光」
古代のエジプトでは、太陽の鳥。ギリシャ神話では、太陽神アポロンの
使者。中国では、太陽に住む鳥。と、されてきたカラス。そんなカラス
の太陽の鳥といったイメージをうまくつかったことが、大成功を勝ち得
た理由のひとつだといえそうです[メキシコという国も太陽の国といわ
れますし、まさにうってつけのキャラクターであったのでしょう]。
日本市場においても、テキーラのトップ銘柄となっているこのメーカー
は、いまや世界最大のテキーラ生産量をつくりだしているということで
・・・日本有数の日射量を誇り、古代遺跡を抱える点が一致した点で
メキシコシティと姉妹都市になっている宮崎市民としてはじつにうらや
ましいかぎりであります。
◎ そんなテキーラメーカーの老舗「ホセ・クエルボ社」。社内の
廊下にドーンと鎮座する、人ひとりは入れるかという巨大な鳥
かご。そのなかにはカラス一羽が大事に飼育されているとの
ウワサあり。
![51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/82/0000939082/17/img08aa0f02zik7zj.jpeg)