台風6号着々
は、おいといて。
連休に、ちょっと北へ行ってきました。
岩沼です。
片付けのお手伝いをしてきました。
ようやく腰を上げたわけです。
なんで岩沼?かも知れませんが、まずは情報が多いこと。
ボランティアの活動の様子や、センターの状況が細かく発信されていて、個人でも行けそうだったから。
あとは、常磐線の北の起点だから。
日曜の朝家を出て、午後からの活動に参加です。
岩沼ボランティアセンターは駅から徒歩20分ほどのところにあります。
妙な時間に着いてしまったので、この時間は誰もいません。
待ちます。
ここは18日まで毎日開設されていましたが、この後、7月中は土日のみ、8月以降は、活動要員が登録制になり、センターからの要請で参加、という形態になるそうです。
みんなのメッセージなどが飾られています。
時間になると、奥の部屋でオリエンテーションが始まって、グループに分かれて作業の場所に向かいます。
作業は休憩取りながら約2時間。
午前・午後に分かれていて、半日だけでも活動可、というのが気軽に参加しやすいというか。
でも、どんな作業に当たるかは運ですわ。
最近は、個人のお宅の泥のかき出しが多いようです。
泥をかき出すって?と、行ってみると、一見、大分片付いているお宅でしたが、波に運ばれてきた砂と泥が敷地全体に5cmほど堆積しているとのこと。
しかもそこに草がニョキニョキと。
その砂泥と草をどうにかしないと、育って欲しい物が育たないわけです。
取り除きます
場所によっては、色んな物がたまっていて、草の根っこが瓦やらガラスの破片を巻き込んでいます。
分別しないといけないので、気の遠くなる作業です。
取り除きます
私はたまたま3件とも泥かき出し&草取りでしたが、知り合った人の中には、ビニールハウスの資材運びに当たった人達も。
見た感じ、県外ボランティアさんが多いですが、岩沼市の方も結構いました。
お話を聞いていると、同じ市内でも、被害が甚大だった地域と、ほとんど無事だった地域と、本当にわずかな差のようです。
岩沼辺りは水田が多いので、平地なんですよね。
津波が来たら高台へ!というのが合い言葉のようになっていますが、こういう平らな地域はどうするんだろう、できる限り海から離れる以外無いんでしょうかね。
実際に行かないと、分からない事ばかり。
そして地震(津波)の前と後で、景色がどう変わってしまったのかも、住んでいる人じゃないと分からない。
みんな被災者なんだけど、今は仮設住宅に住んでいる人達がいて、自宅で生活してる人もいて、仕事している人がいて、職を失った人がいて、なんだろ、十把一絡げにされているけど、それぞれに合ったサポートが必要なんだよね。
たった数日の断水や停電で誰にでも被災者証明出して高速タダにするのは違う気がする。
などなど、色々考える機会をくれた、百聞は一見にしかず、の2日間でした。
岩沼は、近くに津波に呑まれた仙台空港がありますが、今は飛行機が離発着してるので、時折エンジン音が響き渡ります。
茨城空港へは飛んでくれんのかな?とか考えながら、ボランティアセンターの近くにある体育館へ行きます。
そこのシャワーが100円で使うことができます。体育館自体は、まだ閉鎖中。
シャワーだけでなく、ドライヤーの貸出しあり、リンスインシャンプーまでいただいてしまいました。
汗まみれで新幹線に乗ることを覚悟してたので、こんなに優遇されていいのかと、かえって申し訳なく思ってしまいます。
ありがたいですが、逆だよね。
近くには、まだ水が出なかったり、停電したままの地域もあって、このチグハグ具合が、混乱が続いている証なんでしょう。
少しでも、役に立てたのならよいのですが。
本当は何枚か写真に残しておこうかと思ったんだけど、結局、外で撮ったのはこの一枚だけ。それも移動中の車窓から。
お地蔵さんの隣の枇杷の木に、実がたわわでした。
私は報道カメラマンは無理ですね。
は、おいといて。
連休に、ちょっと北へ行ってきました。
岩沼です。
片付けのお手伝いをしてきました。
ようやく腰を上げたわけです。
なんで岩沼?かも知れませんが、まずは情報が多いこと。
ボランティアの活動の様子や、センターの状況が細かく発信されていて、個人でも行けそうだったから。
あとは、常磐線の北の起点だから。
日曜の朝家を出て、午後からの活動に参加です。
岩沼ボランティアセンターは駅から徒歩20分ほどのところにあります。
妙な時間に着いてしまったので、この時間は誰もいません。
待ちます。
ここは18日まで毎日開設されていましたが、この後、7月中は土日のみ、8月以降は、活動要員が登録制になり、センターからの要請で参加、という形態になるそうです。
みんなのメッセージなどが飾られています。
時間になると、奥の部屋でオリエンテーションが始まって、グループに分かれて作業の場所に向かいます。
作業は休憩取りながら約2時間。
午前・午後に分かれていて、半日だけでも活動可、というのが気軽に参加しやすいというか。
でも、どんな作業に当たるかは運ですわ。
最近は、個人のお宅の泥のかき出しが多いようです。
泥をかき出すって?と、行ってみると、一見、大分片付いているお宅でしたが、波に運ばれてきた砂と泥が敷地全体に5cmほど堆積しているとのこと。
しかもそこに草がニョキニョキと。
その砂泥と草をどうにかしないと、育って欲しい物が育たないわけです。
取り除きます
場所によっては、色んな物がたまっていて、草の根っこが瓦やらガラスの破片を巻き込んでいます。
分別しないといけないので、気の遠くなる作業です。
取り除きます
私はたまたま3件とも泥かき出し&草取りでしたが、知り合った人の中には、ビニールハウスの資材運びに当たった人達も。
見た感じ、県外ボランティアさんが多いですが、岩沼市の方も結構いました。
お話を聞いていると、同じ市内でも、被害が甚大だった地域と、ほとんど無事だった地域と、本当にわずかな差のようです。
岩沼辺りは水田が多いので、平地なんですよね。
津波が来たら高台へ!というのが合い言葉のようになっていますが、こういう平らな地域はどうするんだろう、できる限り海から離れる以外無いんでしょうかね。
実際に行かないと、分からない事ばかり。
そして地震(津波)の前と後で、景色がどう変わってしまったのかも、住んでいる人じゃないと分からない。
みんな被災者なんだけど、今は仮設住宅に住んでいる人達がいて、自宅で生活してる人もいて、仕事している人がいて、職を失った人がいて、なんだろ、十把一絡げにされているけど、それぞれに合ったサポートが必要なんだよね。
たった数日の断水や停電で誰にでも被災者証明出して高速タダにするのは違う気がする。
などなど、色々考える機会をくれた、百聞は一見にしかず、の2日間でした。
岩沼は、近くに津波に呑まれた仙台空港がありますが、今は飛行機が離発着してるので、時折エンジン音が響き渡ります。
茨城空港へは飛んでくれんのかな?とか考えながら、ボランティアセンターの近くにある体育館へ行きます。
そこのシャワーが100円で使うことができます。体育館自体は、まだ閉鎖中。
シャワーだけでなく、ドライヤーの貸出しあり、リンスインシャンプーまでいただいてしまいました。
汗まみれで新幹線に乗ることを覚悟してたので、こんなに優遇されていいのかと、かえって申し訳なく思ってしまいます。
ありがたいですが、逆だよね。
近くには、まだ水が出なかったり、停電したままの地域もあって、このチグハグ具合が、混乱が続いている証なんでしょう。
少しでも、役に立てたのならよいのですが。
本当は何枚か写真に残しておこうかと思ったんだけど、結局、外で撮ったのはこの一枚だけ。それも移動中の車窓から。
お地蔵さんの隣の枇杷の木に、実がたわわでした。
私は報道カメラマンは無理ですね。