夏が帰ってきました。
またね、束の間の秋![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_cry.gif)
というわけで、先週金曜の夜に出発して、陸前高田市にお邪魔してきました。
今回は日帰り?バスツアーです。
陸前高田市は、気仙沼と大船渡の間に位置していて、いまだに行き難い所です。
4ヶ月たった今でも、テレビで何度も見た、何もない光景が広がっていました。
トップの写真は、高田松原でたった一本残った松。
希望の一本松、奇跡の一本松とよばれ、復興のシンボルになっているそうです。
江戸時代から続く松林が、そこにあった証です。
先日開通したばかりの(仮)気仙大橋を渡りながら。
その隣には、流されてしまった元の橋の橋脚が残っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/28/70cba503ed76be376655a771e62f2597.jpg)
本来、開通は9月の予定だったそうです。すごい前倒しです。
たくさんの車。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ad/41798c24f08d9cb5b79e741b0773011f.jpg)
これだけの台数がここにあるという事は、それ以上の人がここにいたという事です。
かつて街だった場所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a1/ad6680af594168032a27624069eb3e7b.jpg)
かつて街を構成していた物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/27/30bd4630698e96a75a4db42f24deac7a.jpg)
これでも随分片付いた、と聞きました。
集めるだけでも時間が掛かります。
何年も掛けて運び込まれた物を運び出すには、もっと時間が掛かりそうです。
何も知らなければ、もともとこういう景色だったのかと思えてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7e/65e77bf535b0665c387816da99138fda.jpg)
水鏡になっているのは、陸地にいまだに残っている海水です。
でも営業中のスタンドを発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/8e/526aa5454801bbfa3a92de123247c6e6.jpg)
そして新しい信号機。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2e/03d9763b3108fea91da7825742432331.jpg)
少しずつ、街に戻ろうとしています。
地元の高校生?が自転車で走っている姿を見かけました。
決して、何もない場所ではありません。
こちらが今回お世話になった陸前高田ボランティアセンター。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/eb/b12e82b81d91814492144f8b0e456f55.jpg)
市街地から大分内陸に入ったところにあります。ここで作業が割り振られます。
この日の作業場所は、海に近い大船渡線沿いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3e/8dae03a99efa46af8dc9b982279d1829.jpg)
最近まで、レールが散乱していて手付かずになっていたそうです。
残されたレールが寂しげです。
海は結構遠くにあるように見えますが、ここを乗り越えて行った訳です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e4/06c101f0b57e81b0d71d5558fed63264.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/1b/829f8f7a7e99cba51c80f8bee5481fe3.jpg)
この道が、かつて線路だったところ。
小高い場所を通っていますが、津波がザーッと置いていった物が溜まっています。
その瓦礫の撤去が今回のお仕事。
線路の敷石に混ざって、瓦、壁材らしきもの、ロープ、木片などが埋もれています。
中には、写真や、衣類、カセットテープなどもありました。
細かい仕分けは重機には無理なので、やはり人の手が必要になります。
写真など、持ち主が特定できそうな物は、ボランティアセンターへ持ち帰ります。
お昼は防波堤の上で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a6/57df3ba62d2e70e57202ac05436c5bfc.jpg)
お弁当を食べて、みんな思い思いに休憩中。
午後の作業中に、遠野で震度5強だった地震が発生。
久しぶりに携帯が騒ぎましたよ。
恐ろしい地鳴りの後に、斜面が崩れるのでは、と思った程の揺れ。
陸前高田市は震度4でしたが、この地区のサイレンが鳴り響き、津波に備えて避難します。
避難場所になっている正徳寺さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/3a/cb1dd597d3022ab4482fc6a6d45a17d1.jpg)
地震後、ここには150人ほどが避難していたそうです。
避難した高台から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/97/34750eec152c926fac773d39ed69587d.jpg)
このすぐそばまで波が押し寄せたとか。
結局、避難している間に時間切れ。
中途半端ですが、時間になったら作業は終了です。これは絶対。
この場所は、また次の人達へ引き継がれます。
人力なので短い時間では大したことはできないけど、その積み重ねでどうにかなるんじゃないかと。
続けていくしかないのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
最後に。
線路際に咲いていた昼顔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/9f/81b94d17dcf754c3d51c5ba6a68d527b.jpg)
波を被ったはずなのに、ここでも植物は元気です。たくましい。
またね、束の間の秋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_cry.gif)
というわけで、先週金曜の夜に出発して、陸前高田市にお邪魔してきました。
今回は日帰り?バスツアーです。
陸前高田市は、気仙沼と大船渡の間に位置していて、いまだに行き難い所です。
4ヶ月たった今でも、テレビで何度も見た、何もない光景が広がっていました。
トップの写真は、高田松原でたった一本残った松。
希望の一本松、奇跡の一本松とよばれ、復興のシンボルになっているそうです。
江戸時代から続く松林が、そこにあった証です。
先日開通したばかりの(仮)気仙大橋を渡りながら。
その隣には、流されてしまった元の橋の橋脚が残っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/28/70cba503ed76be376655a771e62f2597.jpg)
本来、開通は9月の予定だったそうです。すごい前倒しです。
たくさんの車。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ad/41798c24f08d9cb5b79e741b0773011f.jpg)
これだけの台数がここにあるという事は、それ以上の人がここにいたという事です。
かつて街だった場所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a1/ad6680af594168032a27624069eb3e7b.jpg)
かつて街を構成していた物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/27/30bd4630698e96a75a4db42f24deac7a.jpg)
これでも随分片付いた、と聞きました。
集めるだけでも時間が掛かります。
何年も掛けて運び込まれた物を運び出すには、もっと時間が掛かりそうです。
何も知らなければ、もともとこういう景色だったのかと思えてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/7e/65e77bf535b0665c387816da99138fda.jpg)
水鏡になっているのは、陸地にいまだに残っている海水です。
でも営業中のスタンドを発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/8e/526aa5454801bbfa3a92de123247c6e6.jpg)
そして新しい信号機。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2e/03d9763b3108fea91da7825742432331.jpg)
少しずつ、街に戻ろうとしています。
地元の高校生?が自転車で走っている姿を見かけました。
決して、何もない場所ではありません。
こちらが今回お世話になった陸前高田ボランティアセンター。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/eb/b12e82b81d91814492144f8b0e456f55.jpg)
市街地から大分内陸に入ったところにあります。ここで作業が割り振られます。
この日の作業場所は、海に近い大船渡線沿いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/3e/8dae03a99efa46af8dc9b982279d1829.jpg)
最近まで、レールが散乱していて手付かずになっていたそうです。
残されたレールが寂しげです。
海は結構遠くにあるように見えますが、ここを乗り越えて行った訳です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e4/06c101f0b57e81b0d71d5558fed63264.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/1b/829f8f7a7e99cba51c80f8bee5481fe3.jpg)
この道が、かつて線路だったところ。
小高い場所を通っていますが、津波がザーッと置いていった物が溜まっています。
その瓦礫の撤去が今回のお仕事。
線路の敷石に混ざって、瓦、壁材らしきもの、ロープ、木片などが埋もれています。
中には、写真や、衣類、カセットテープなどもありました。
細かい仕分けは重機には無理なので、やはり人の手が必要になります。
写真など、持ち主が特定できそうな物は、ボランティアセンターへ持ち帰ります。
お昼は防波堤の上で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a6/57df3ba62d2e70e57202ac05436c5bfc.jpg)
お弁当を食べて、みんな思い思いに休憩中。
午後の作業中に、遠野で震度5強だった地震が発生。
久しぶりに携帯が騒ぎましたよ。
恐ろしい地鳴りの後に、斜面が崩れるのでは、と思った程の揺れ。
陸前高田市は震度4でしたが、この地区のサイレンが鳴り響き、津波に備えて避難します。
避難場所になっている正徳寺さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/3a/cb1dd597d3022ab4482fc6a6d45a17d1.jpg)
地震後、ここには150人ほどが避難していたそうです。
避難した高台から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/97/34750eec152c926fac773d39ed69587d.jpg)
このすぐそばまで波が押し寄せたとか。
結局、避難している間に時間切れ。
中途半端ですが、時間になったら作業は終了です。これは絶対。
この場所は、また次の人達へ引き継がれます。
人力なので短い時間では大したことはできないけど、その積み重ねでどうにかなるんじゃないかと。
続けていくしかないのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
最後に。
線路際に咲いていた昼顔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/9f/81b94d17dcf754c3d51c5ba6a68d527b.jpg)
波を被ったはずなのに、ここでも植物は元気です。たくましい。