はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

8月27日の陸前高田

2011-08-29 20:51:19 | daily
 というわけで。

 3週間あいた陸前高田行軍?
 今回のバスは半数近くがはじめてさん。
 近付くにつれ車内は静かになり、妙な緊張感が漂い始めます。
 いつもの様に、一本松さんがお出迎え

 瓦礫の山が移動するのは経験済みなので驚かなくなりました。
 が、今回、天気がよいせいか、妙に青々としています。
 
 

 ボランティアセンターに到着!しましたが、混んでいてバスが入れず、近くの道の駅にて待機。
 
 待ち時間に中のぞいてみたら、大きな夕顔が売られていました。
 
 抱き枕サイズですが、どうやって食べるんだろう。

 そうこうしているうちにお呼びがかかり、マッチングの後、出発です。
 今回の現場。
 
 広田半島の付け根近く、米崎町でいいのかな。
 青いと思ったのは間違いではなさそうです。
 今回のミッションは、草刈り(&瓦礫撤去)。
 
 見渡す限りの、なんだろう?
 たんぼ?はたけ?
 とにかく、ここの草を刈ってキレイにします。
 広すぎて、どこから手を着けて良いのやら。
 もちろん、手近なところから。
 めっちゃ久しぶりに鎌を振るいます。
 今回のボス雑草は、イモ科?ツル植物。
 地面に張り巡らされた無数の茎ネットワーク、まさに根こそぎにしてやります。
 さらにその下から出てくる瓦礫達。
 
 やはり元の地表が出てくるまで、何層も重なっているようです。
 黙々と作業して、気が付くと結構きれいになっています。
 あちこちに刈りとった草の山が築かれていました。

 そして津波で倒された電柱。
 
 休憩時間には、ベンチ代わりになっていました。

 お昼は結構しっかり休みます。 
 天気もいいので、弁当を手に海まで行くことに。
 

 その途中。
 
 間違いなく、線路があったところ。

 で、海を眺めながらお昼。
 
 カップルが遊びに来ているように見えてしまうほどおだやかな海です。


 みんなが座っているのは、堤防が流されてしまった後に残った基礎なんですがね。
 
 壊れっぷりが半端無いです。
 この壊れ方を見て、構造がそもそも間違っている、と言った方がいました。
 結局、継ぎ目でやられてるんだよね。
 ブロック単位だと、造る時は簡単でいいのかもしれないけど、そこが弱いよね。

 その餌食になってしまった建物。
 
 上の方に引っかかってぶら下がっているのは、牡蠣養殖用の筏。
 
 海の近くでは、よく見る光景です。

 昼食後、もう一働き。
 草刈り、力自慢?の若者達には物足りなかったかな。
 でも地味にしんどい作業です。
 知らないうちに、肩や腰が・・・
 時間が来たら作業を終えて、ボランティアセンターへ戻ります。
 今回、身分証を見つけたので持ち帰り、ボランティアセンターの、思い出の品、カウンターへ届けます。
 拾得物と同じ扱いになります。
 借りた道具を返して、ちょっと休憩して出発です。
 同じ様に仕事を終えたバス達。
 
 三重、富山など遠方からのバスもいます。
 ボランティアセンター裏手の田んぼの稲は、もう実って頭を垂れていました。
 
 次は?刈られているかもなあ。

 そして帰る前に、いつものようにとれたてランドへ。
 今回は、りんごと梨を買いました。
 その隣に、なんとファミリーマートさんがオープンしてました!
 
 
 店内は豊富な品揃え。
 
 当たり前なんですが、なんかねえ、地震後、空っぽになってしまったコンビニに、品物が戻ってきた時の感動を思い出しましたよ。
 少しずつ、普通が増えていく。

 ま、この日も大阪府警さんでしたが。
 

 では、一路、気仙沼へ
コメント
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