日曜日は新幹線と特急を乗り倒して、象潟(きさかた)にお邪魔しておりました。
秋田県にかほ市です。
2年ほど前にTVで見て、実際にその景色を見たいと思っておりました。
象潟は、松尾芭蕉の、奥の細道の北の折り返し地点です。
なんでそんな何も無いとこで折り返すん?と思っておりましたが、昔は、東の松島、西の象潟、と言って景勝地だったそうです。
それが、約200年前の大地震で隆起し、一夜にしてその素晴らしい景観が失われてしまったのだそうです。
しかし。
今もその名残を見ることができます。
当時の象潟の模型が展示されていると知り、まずは郷土博物館へ参ります。

こんな感じ。
鳥海山からの土石で湾のような地形ができて、九十九島と八十八潟の風光明媚な場所になったのだそうです。
菅江真澄は、田子の浦から見る富士山に匹敵する素晴らしさ、と記しているそうです。
絶景を作ったのが自然なら、あっという間に壊してしまうのも自然。
それが当たり前のことなんでしょう。
というわけで。
博物館で、象潟さんぽみち、というマップをいただきましたので、それを頼りに町中の芭蕉ゆかりの場所を訪ねつつ、ここは昔は海だったのね、島だったのね、と当時の様子を想像しながら歩きます。

こういう所々にこんもりしているのが、かつて島だったところです。
道の駅にある展望台から、象潟全体を眺めることができると聞きましたので、向かいます。

国道沿いにあって、足湯なども併設しておりますが、とにかく上がります。
日本海

鳥海山


そして島と潟だったところ!

晴れていれば、夕日は最高らしいですが、今回は島だったところを目指します。

線路を越えまして。
畑で発見。

紛うことなくここは象潟。
そしてこれが。

象潟です。
脳内で水田を海に置き換えれば、確かにぽこぽこ島が浮いています。

基本、たんぼ道を歩くことになります。

つまり、海の中を行くわけで。

田んぼの中には、こういう表示板が立っていて、○○島の南側、とか書いてますので、マップを見ながら、てことはあっちが××島だね、という感じで島めぐりができます。

こういう標識もありまして、道がこんな風に曲がっているのは、つまり島に沿って歩くわけでして。

ま、小島の多くは、こんな感じで丸っこいですから。

比較的大きな島だと、島の真ん中を通る道があったりもします。
なんですかね、興味の無い人には、何が楽しいんだか、全く分からない場所ですよね。

そんなところを私は一時間ほどうろうろしている訳でして。
最後に、とっておきの場所に寄りました。

八ツ島にあります、蚶満寺です。
853年開創といわれているそうです。
松尾さん、いました。

参道の奧には、素晴らしい山門がございましたよ。

中には仁王様もいらっしゃいましたし。

竜神様が山門を護っていらっしゃいます。
そして、船つなぎ石が。

お寺の裏に船を繋いで、お参りする人も多かったんでしょうね。

とても綺麗なお寺でした。
象潟は、とにかく、あちこちに標識が多くてとても親切なたんぼ?でした。

もっとたくさんの人が訪れたらいいのに、と思いつつ、誰もいないこの超穴場的な大当たり感は最高です。
絶景独り占め!
ちょうど田植えも終わったあとだったので、秋や冬に来ると、また違ってみえるんだろうなあ。
ま、そのうち、また。
秋田県にかほ市です。
2年ほど前にTVで見て、実際にその景色を見たいと思っておりました。
象潟は、松尾芭蕉の、奥の細道の北の折り返し地点です。
なんでそんな何も無いとこで折り返すん?と思っておりましたが、昔は、東の松島、西の象潟、と言って景勝地だったそうです。
それが、約200年前の大地震で隆起し、一夜にしてその素晴らしい景観が失われてしまったのだそうです。
しかし。
今もその名残を見ることができます。
当時の象潟の模型が展示されていると知り、まずは郷土博物館へ参ります。

こんな感じ。
鳥海山からの土石で湾のような地形ができて、九十九島と八十八潟の風光明媚な場所になったのだそうです。
菅江真澄は、田子の浦から見る富士山に匹敵する素晴らしさ、と記しているそうです。
絶景を作ったのが自然なら、あっという間に壊してしまうのも自然。
それが当たり前のことなんでしょう。
というわけで。
博物館で、象潟さんぽみち、というマップをいただきましたので、それを頼りに町中の芭蕉ゆかりの場所を訪ねつつ、ここは昔は海だったのね、島だったのね、と当時の様子を想像しながら歩きます。

こういう所々にこんもりしているのが、かつて島だったところです。
道の駅にある展望台から、象潟全体を眺めることができると聞きましたので、向かいます。

国道沿いにあって、足湯なども併設しておりますが、とにかく上がります。
日本海


鳥海山



そして島と潟だったところ!


晴れていれば、夕日は最高らしいですが、今回は島だったところを目指します。

線路を越えまして。
畑で発見。

紛うことなくここは象潟。
そしてこれが。

象潟です。
脳内で水田を海に置き換えれば、確かにぽこぽこ島が浮いています。

基本、たんぼ道を歩くことになります。

つまり、海の中を行くわけで。

田んぼの中には、こういう表示板が立っていて、○○島の南側、とか書いてますので、マップを見ながら、てことはあっちが××島だね、という感じで島めぐりができます。

こういう標識もありまして、道がこんな風に曲がっているのは、つまり島に沿って歩くわけでして。

ま、小島の多くは、こんな感じで丸っこいですから。

比較的大きな島だと、島の真ん中を通る道があったりもします。
なんですかね、興味の無い人には、何が楽しいんだか、全く分からない場所ですよね。

そんなところを私は一時間ほどうろうろしている訳でして。
最後に、とっておきの場所に寄りました。

八ツ島にあります、蚶満寺です。
853年開創といわれているそうです。
松尾さん、いました。

参道の奧には、素晴らしい山門がございましたよ。

中には仁王様もいらっしゃいましたし。

竜神様が山門を護っていらっしゃいます。
そして、船つなぎ石が。

お寺の裏に船を繋いで、お参りする人も多かったんでしょうね。

とても綺麗なお寺でした。
象潟は、とにかく、あちこちに標識が多くてとても親切なたんぼ?でした。

もっとたくさんの人が訪れたらいいのに、と思いつつ、誰もいないこの超穴場的な大当たり感は最高です。
絶景独り占め!

ちょうど田植えも終わったあとだったので、秋や冬に来ると、また違ってみえるんだろうなあ。
ま、そのうち、また。