きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

一期一会の色との出逢い

2019-07-12 07:25:18 | 染色
朝起きると雨だった。☂️

どしゃ降りではない。
シトシトと静かな雨だった。

今日は、いきいき体操の日

これくらいの雨なら、休む理由にはならない…
9時半過ぎに、歩いて出かけた。

午後からは、染色三昧…😵

男性用のTシャツを3枚染めた。

1枚目



胸から下に絞りを入れて、
スレン染料の、ブルーとダークブルーの混色で染めた。

絞りは、2センチ間隔で折り畳み、
ゴムを掛けて、絞っている。

細かいポツポツと繋がった模様が、
可愛くて、面白い。

2枚目



叢雲絞りを、Tシャツ全体に絞っている。

スレン染料の、ブルーとダークブルーの混色だが、ダークブルーの比率が少し多目。

Tシャツに細かい皺を寄せて.
タコ糸でぐるぐると、しっかり絞って

しっかり時間をかけて染めている。

この絞り加減や、染色時間で、
染まらなくて白く残る分量が違ってくる。

どれだけ色が入るか?
白く残る分量は?…糸を解いて見ないと、
わからない。

ほぼ勘…

今回は、ちょうど良いくらいに残っている。

3枚目



これも技法は叢雲絞り…だが、

金網を使って絞る
染色すなご会のオリジナル技法。

2枚目のTシャツとは、全然違う色の入り方をする。
少しろうけつ染め風に仕上がるのも面白い。

これは、スレン染料の黒で染めた。


染色は、
一期一会の色との出逢い。

同じ色で同じ技法で染めても、
同じには染まらない。

その時の、水、温度、時間…
混色した色の、染め付き速度の違いや、
布の浸透力の違いや、
技法では、手に負えないことは、
勘と、経験…

まだまだ、難しい…

でも、最近思うことがある。

綺麗に染めるのではなく、
一期一会の色に出会う事…

それが手染めの良さではないか…と、

















コメント
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