別府と言えば、ラクテンチ!(かつての姿wはコチラ!)
【過去記事2】
【過去記事1】
……というわけで、もちろんラクテンチにも行きましたよ。午前中は今まで未開拓だった浜脇温泉方面で温泉に浸かりまくり、そのあと昼前にラクテンチを目指しました。こういうときに別府駅の「楽チャリ」は便利ですね(ちょいと値段が高めですがね)。
電動アシストに助けられつつ、軽快にラクテンチを目指します。
着きましたよ。
ケーブルカーで入園するやいなや、あひる競走にも立ち寄らず、真っ先に「森のカレー屋さん」を目指します。
迷いましたが、前回食べてウマかった「地鶏蒸し」を中心にあれこれ注文しました。
「とり天と焼き鳥の詰め合わせ(¥300)」。
とり天はさすがのウマさ! 新登場の骨付き焼き鳥もコショウが効いてウマい!
「いろいろ屋台」のニンニク風味の鶏唐揚げともどもオススメですよ。
おなじみ、「地鶏蒸しセット(¥1,000)」。
もはや定番と言っても差し支えないことでしょう。地鶏蒸しセットです。内容の充実ぶりは見ての通り。これ、遊園地の中にあるイチ食堂が提供するメニューなんですよ! 大したモンだと思いませんか?
新商品! 「茶碗蒸し(¥300)」。
お次は新商品の茶碗蒸し。一見何の変哲もない茶碗蒸しですね。
う~む、ダシが効いてウマい! オーソドックスながらかなりレヴェルの高い一品ですよコレは!
底の方には具材がゴロゴロ。何て良心的な茶碗蒸しなのでしょう! 何べんも言いますが、コレ、遊園地内の食堂なんですよ!
定番の具、エビちゃん。
もちろん、銀杏も入っていますよ。
いやあ、スバラシイ! このカレーハウスの姿勢は本当に素晴らしい。行くたびに何かしら改良が加わっている。今回のリニューアルで一番気合いが入っているのは、実はこのお店なのかも知れません。某テナント(?)も見習わないといけないと思いましたよ。
「蒸し芋(¥200)」。
地獄蒸し界ではトウモロコシと並ぶ二大エース、サツマイモです! 楽天イーグルスで言えば岩隈久志、昔の近鉄で言えば井本隆みたいな存在ですね!
しかしまあ、今回は驚きました。前回訪れたときもサツマイモは当然食ったわけなんですが、今回は
段違いにウマい
んですよ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まあ、蒸す時間が違ったりとか、いろいろな条件の違いがあったからなのでしょうが、とにかく今回食ったサツマイモのウマさは異常 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この写真ではイマイチ伝わりづらいかとは思いますが、何せ中身がトロットロ! 明石近辺では有名な芋屋金時の焼き芋(この人のブログをどうぞ)もかくや、と言わんばかりのやわらかさ。
もはやイモではなくスイーツでっせ!
鉄輪で食った一個¥100の蒸し芋もウマかったのですが、今回のこの地獄蒸し芋とは比べモンになりまへん !!!!!!!!!!!!!!!! 脱帽です!
〆は地獄蒸しプリン。
「地獄蒸しプリン(¥300)」。皿に移すときに崩れてしまった……orz
他の有名どころの地獄蒸しプリンとは違い、ここの地獄蒸しプリンは真の手作り品であるため、一日に何個もできないそうです(この方に教えていただきました)。すいているときでないと、あっという間に売り切れてしまいそうな一品です。行楽シーズンに出かけるのであれば、早い目に行かないとダメですよ。
内部にこの写真のように「す」が入っているのが ”ほんまもんの地獄蒸しの証拠 ”だそうです。
お味の方ですが、甘味あっさりで舌触りも良く、非常に美味しいものに仕上がっています。店主夫妻の人柄を思わせるようなやさしい味(ここのオッチャンと奥さん、ホントにいい人なんですよー!)で、訪れるたびに食べたい一品です。
今どき、ラクテンチのような地方の昭和チックな遊園地が残っているというのはほとんど奇跡に近いことだと思われます。まさに貴重な財産です。
皆さんも、別府を訪れることがありましたら、ぜひラクテンチにもお出かけになってみて下さい。癒されますよ!(特に桜の季節がオススメ!)
P.S. それにしても、こんなにウマい料理がたくさんあるんだから、園のHPでもアピールしたらいいのに……。何か、商
売っけがないというか、商売下手なんだよなァ……。
【平成22年3月11日追記】
2010年3月11付で公式HPに新メニューのPRが為されました! この調子でどんどんPRしていって欲しいと思います!
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造船番長!
一年最後の大勝負、 KEIRIN GP ’09 で派手にやられた後、別府観光港付近でメシを食おうということになりました。派手にやられた後ゆえ、タクシーなどというゼータクきわまりない移動手段は使えません。バスを待つのです。
しかし、次のバスまで待ち時間が20分とちょっと。(フトコロに)寒風吹きすさぶ中、ただ待つというのも空しいので、「次のバス停まで歩こか」ということになりました。
改めて周囲を見回してみると、競輪場帰りのオヤジたちも、
交通費までスッてしまったのか、
いそいそと別府大学駅方面に歩いていますよ。
次のバス停の名前は「やすらぎ前」。なんかこう、味のあるゆる~い名前ですね。あっという間に「やすらぎ前」バス停に到着した私たち。時刻表を見るとまだまだ時間に余裕があります。「じゃ、次のバス停まで」。……こんなことを繰り返しているうちに、バスよりも先に観光港に着いてしまいました。
宇和島運輸のフェリーターミナルで乗船手続きについて尋ねた後、目指すは以前から気になっていたこちら。
「久留米ラーメン みなとや」さんです。
さっそく中に入り、私は「ラーメン大盛」、嫁さんは「高菜ラーメン」を注文します。厨房では仲本工事似の大将が手早く調理しています。
このお店、面白いのは、湯がいた麺を引き上げるときに使う道具です。普通ならアゲ網と菜箸を使うところですが、このお店ではそれ以外にパスタとか讃岐うどんを引き上げるときに使うヘアブラシのバケモンみたいな道具も使っていました。
そうこうするうちに、できましたよ。
「ラーメン大盛」。
「高菜ラーメン」。
両方とも、値段をチェックするのを忘れていました。
さて、お味のほうですが……。期待にたがわずウマい !!!!!!!!!
スープはとんこつなんですが、非常に上品なあっさりしたものに仕上がっています。クドさがなくて、すっきりと胃袋におさまる感じです。
この写真でも分かると思いますが、麺は至ってやわやわ。ちょうど駅前ラーメンの麺と同じです。別府ではこれがデフォなのかしら???
脂身が多かったものの、チャーシューもウマ!
すいすい食い終わって、思わず替玉!
替玉には、テーブルの上にあったにんにく醤油漬けをトッピングしてみます。
スープにコクが加わって、これまたウマ!
食べ終わったら、こんな文字が……。
あっさりウマいラーメンです。別府にお越しの節は、ぜひ食べてみてください。ちなみに、ここのラーメン屋の裏には温泉があり、ラーメンを食った人は¥100で利用可です。それほど特徴のある温泉でもないのですが、なかなか肌触りのよい泉質でしたよ。時間に余裕があるなら、温泉もセットでどうぞ!
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駅前ラーメンでラーメンを食った翌日は、午前中、鉄輪の町中を散策したり、坊主地獄のところの鉱泥温泉に浸かったりした後、バスで明礬温泉に行きました。
明礬温泉といえば岡本屋売店が有名なのですが、それは前回体験済みだったので、今回は湯屋えびすさんへ行きました。
この日は男湯の方がかなり成分の濃厚なこってりした硫黄泉でした。ゆっくり温泉に浸かって気持ちよくなった後は、併設の喫茶店、「甘味茶房 桃太郎」に突撃です。
名物になっている「湯上がりソフト」とロールケーキ、およびコーヒーを注文。待つことしばし、来ましたよ!
「湯上がりソフト(¥500)」。
「湯上がりソフト」というのは、カップの底に地獄蒸しプリン、その上にコーンフレーク、さらにその上に濃厚ソフトクリームをトッピングしたものです。ちなみに、プリンは何種類かあって、選ぶことが出来ます。私はプレーンを選びました。
薄汚い写真でスミマセン。ソフトクリームとコーンフレークを食うと、地獄蒸しプリンが顔を出します。なかなか濃厚そうで、ウマそうですね。
プリンを拡大!
むっちりした濃厚なプリンで、コクがありますよ。まあ、工場で大量生産しているやつだとは思いますが、ウマいのは事実です。【平成22年6月25日追記:ここの蒸しプリンは一つ一つ手作りだそうです。エエ加減なことを書いてしまい、スミマセンでした!(情報提供 姫ちゃま さん)】
そして、お次はロールケーキ。正式名称は失念しました。スミマセン。
「ロールケーキ(¥250)」。
ロールケーキの中心部、何かおかしいと思いませんか? 実は、このロールケーキ、単にクリームが入っているだけではないのです。真ん中に入っているのは、地獄蒸しプリンの「塩プリン」です。
”塩” プリンが入っているせいか、甘味がキリッと引き締まってウマい!
そうこうしている内に、地獄蒸し玉子ができあがったようなので、それも注文しました。
「地獄蒸し玉子(1ヶ¥100)」。
ビックリするぐらい真っ黒けです。かなりショッキングなヴィジュアルですね。
最初は熱すぎて殻をむくどころではないのですが、さましてから殻をむくと、見事につるんとむけました。
白身がやや茶色がかっていますね。
どこそこのなんとかという岩塩(肝腎なところを聞き逃してしまった……)をつけていただきます。
ウマ!
だし醤油をちょびっと垂らして食ってもウマい、と店員さんがおっしゃるので、その通りにしてみました。
ウマ!
いやはや、満足満足!
この後、血の池地獄で「血の池軟膏」を購入し、龍巻地獄の呆気なさにあきれた後、別府競輪場へ向かいました。この日、 KEIRIN GP ’09 の場外発売が好評実施中だったからです。さて、この後どうなりましたことやら……。
それは次回!
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年末年始は、別府旅行に行っていました。別府で3泊もしたので、そりゃもう色んなものを食いましたよ。これからしばらくは別府シリーズです。まあ、あんまりありがたくはないと思いますが。
さて、最初にご紹介するのは、別府駅東口(海側)を降りてすぐ、徒歩約2分のところにある、その名も
駅前ラーメン
さん。駅前にあるから駅前ラーメン。分かりやすすぎるほど分かりやすい屋号ですね。まあ、安易とも言いますがね。
おとなりは、 ”あの” 有名な「駅前高等温泉」ですよ。
こぢんまりとしたお店です。年老いた夫婦が切り盛りする店のような感じですね。
メニューは至ってシンプル。ただ、「キムチチャーハン」があり、「タカナチャーハン」もあるのに、普通の「チャーハン」がないのは一体どういうワケなのでしょう?
それはそうと、私は「大盛ラーメン」、嫁さんは表のカンバンにあった「(駅前ラーメンのうまか)ちゃんぽん」、そして、二人で食べよう、と「タカナチャーハン」を注文しました。
「大盛ラーメン(¥630)」。
「”駅前ラーメンのうまか” ちゃんぽん(¥600)」。長ったらしい名前だねえ。
一見、何の変哲もない九州ラーメンにも見えますが、これはかなり特徴のあるラーメンですよ。まず、麺がやわらか~い独特の食感。「やわらかい」んではなくて、「やわら~い」んです。そして、スープが甘い! この麺の感じとスープの風味、こちらのラーメンでいうなら、姫路にある大衆中華料理店「浜さき」さんのラーメンに近いかなあと思います。もちろん、「浜さき」さんのラーメンは九州ラーメン系ではないのですが、麺の食感やダシの風味が非常によく似ているんですよ。
これが独特の ”やわらか~い” 食感を持つやわらか細麺だッ!
チャーシューも柔らかく、しっかり味が付いていてウマいと思いましたよ。全体的にやさしい味で、私は好きですね。
嫁さんが注文したちゃんぽんも少し分けてもらいましたが、甘めの味付けで野菜たっぷり。非常に美味しうございましたよ。
そして、「タカナチャーハン」……。
「タカナチャーハン(¥530)」。
なかなかインパクトのあるヴィジュアルですね。
とにかく高菜の含有率がスゴい! チャーハンの具に高菜を採用した、というよりは、
高菜ごはんを炒めてみた
という感じの一品で、あまりチャーハンらしくないのですが、
ミョーにクセになる味
だったりします。結局ノン・ストップで完食しちまいました……。
みなさんも、別府へお越しの節は、ぜひこの「駅前ラーメン」でラーメンを食ってみて下さい。ひと味違う九州ラーメンが食えますよ!
【地図はコチラ】
そのためには一旦改札を出なくてはなりません。18きっぷを提示し、改札外へ。みどりの窓口に向かいます。みどりの窓口の電光掲示板を見ると……、
禁煙グリーン 禁煙指定
特急ソニック××号 × ×
ですって……(あ、「じゃ、喫煙に乗りゃいーじゃん」なんて言わないでね。そもそも喫煙車輌なんて今ドキ設定そのものがないんだから!)。
ガーン!
私 : 「せ、席ないんっすかーーーーっ!」
係 : 「あ、次のソニックに限って、お二人さまならお取りできますよ」
……よかったーーーーーっ!
というワケで、無事きっぷをゲット。当初の予定よりも一人アタマ¥3,000ほど余分にかかってしまいますが、西明石-小倉間をわづか一人アタマ¥2,300で移動できたのですから、それもまた良し、というコトで……。
さて、ホッとすると、やはり食い物が目につくようになります。改札口を入ってすぐの駅弁売り場。さすが九州の玄関口だけあって品揃えも豊富ですね(写真撮り忘れました。スミマセヌ……)。
下関で買った「ふく寿司」もあるので、そんなに大量に買う必要はありません。そこで選んだのがコレ、
「うにめし(¥950)」。
なんかこう、民芸POP(?)な、某民芸肉料理店を思い出させる掛け紙(まあ、書体だけですけどね)ですね。「小倉駅 うにめし」でググってみると、こんな値段だったり、こんな値段だったり、結構値動きの激しい品のようですが、私たちが購入したのは、写真のとおり、¥950のやつでしたよ。
画面向こう側のおかずについては特に何も言うことはありませんよ。気になる人はググってみてくだしあ。
手前のうにめし……。
ウマ!
ウニの風味が満開です。ふっくら炊きあがっていてウマい! やっぱり駅弁はこういう炊き込み系がいいなあ。いや、恐れ入りました!
さあ、そうこうしているうちに、あっという間に目的地・別府に到着しましたよ。在来線を乗り継ぐのと比べると半分以下の時間で到着するのですから、快適そのものです。まあ、その分特急料金その他、余分にお金がかかるのですが。
このたびの旅行では、別府にけっこう長く滞在したので、次回からは別府で食ったうまいもんを紹介していこうと思います。このブログを読んで下さっている明石近辺在住の方には、別府旅行のさいに参考にして下されば恐悦至極にござりまする。