NHKスペシャルの「人体 神秘の巨大ネットワーク」が、
昨年から放送されていますが、
毎回、興味深い内容で楽しみにしています。
番組ホームページの文章に、
「~体の中で、あらゆる臓器や細胞が、
まるでにぎやかに会話するように、
ダイナミックな情報交換を繰り広げていることを。」とあります。
おそらく、東洋医学の勉強をした方は、
この文章や番組を観て、
やっと科学が追い付いてくれたと感じていることでしょう。
鍼灸の専門学校に入ると、まず五臓の色体表を覚えます。
それは、五臓六腑が持つ特性を表にしたものです。
例えば、「腎」に関連のあることの場合、
膀胱、耳、骨、髪、冬、北、黒、鹹、恐、唾、・・・
または、「肺」に関連のあることの場合、
大腸、鼻、皮、息、秋、西、白、辛、憂、涕、・・・
等です。
今までは、二千年以上前の古典に書かれているので、
何故?と追及せず、まず覚え、使うことをしてきましたが、
この番組によって、「やはり関係があった!」と、
古代の方の偉大さに感動します。
これから、益々解明されていくでしょうから、
全身を経絡で巡っている氣血を整える治療を、
自信を持ってやっていこうと思います。(^_^)