カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

空の足について・・・。 3Sep2010

2010-09-03 | エッセイ

MSN産経ニュースから抜粋
千円立ち乗り席!?アジア格安航空“台頭”にJAL&ANAも参戦
(1/2ページ)

2010.9.2 11:24
このニュースのトピックス航空
上海から茨城空港に到着した、春秋航空の第1便=28日午後1時6分、茨城県小美玉市で共同通信社ヘリから上海から茨城空港に到着した、春秋航空の第1便=28日午後1時6分、茨城県小美玉市で共同通信社ヘリから

 日本に就航するアジアの格安航空会社(LCC)が低価格を武器に台頭してきた。中国初のLCCである春秋航空など参入が相次ぎ、“立ち乗りで1000円台”も検討されるなどサービス合戦も過熱。急成長するアジアのLCCに対し、迎え撃つ会社更生手続き中の日本航空全日本空輸も参入を検討する。激しい旅客争奪合戦が業界再編に発展する可能性も出てきた。

視界良好の市場

 8月30日午前9時、春秋航空のホームページにアクセスが殺到した。同社がこの日、茨城-上海便の一部座席の運賃を片道4000円でネット販売を始めたためだ。9月15~29日に運航する計14便のうち全座席の約1割が対象だったが、販売開始から20分足らずで完売したという。・・・・以下続く

記事へのリンクアドレス:
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100902/biz1009021125013-n1.htm


以下、思いつくままに・・・
記事の通り、中国の航空会社が茨城と上海間を片道4000円で結ぶという便を一部出したそうだ。アクセスが殺到したというのも無理はない。短期的なものだそうだがこういった格安チケットが数多く出回れば利用する側からみれば長期にわったって安くチケットを買える訳で、嬉しい事である。昔から海外へ行く時など格安チケットを利用してきた身としては嬉しいところである。当時、格安チケットと言ってもその国の価格で言えば普通の値段であり、JALが異常に高かったのだ。立ち乗り1000円台というのも面白いアイデアだと思う。1時間程度の距離の路線なら可能だと思う。日本人なら通勤でその程度はざらだからもっと長くても可能である。話は違うが、私はジャイアンツの試合で後楽園の立見席で4時間も立ち見をした。次の日腰が痛くてひーひー言っていたけれど。
 記事にもあるように日本航空や全日空も参入するようだが早くも乗り遅れのようだ。給与を分けるなどと書いてある。このやり方は大げさに言うと同一国内に二つの物価体系が存在するということになりかねない。格安物価体系と結果的公的資金注入豪華高価物価体系、と・・・。ところで、このように漢字の羅列を続けるとパソコンが混乱を起こすらしく、反応しないでひらがなのまま印字されることがある。「アルファベットなら得意だけれど、漢字変換はパソコンはもともと横文字系の国の文化圏のものだし、その上羅列されると何が何やら、ひらがなのままでゴメンナサイ」とでもパソコンが言っているような気がする。漢字というのは羅列していっても意味が通じるから不思議だ。
 話がそれた。立ち乗りなどと、中国というのはいろいろな面白いアイデアを次々と出してくるものだと思う。そして面白くもエスカレートし過ぎて、あれれ?という間に潰れてしまい、それでもめげずに次の企画へ、というバイタリティーなのだろう。その時もJALは相変わらず高価料金でそれに見合った客だけを集めては乗せ、少しいい気分を味わわせ、結果また、関係ない人々のお金で存続となるのだろうか。バランスが悪すぎる。もとより安かろう悪かろうというのは避けるべきだと思うが、海外の航空会社は私の経験では、安かろう良かろう、もしくは安かろう個人的努力でまずまず良かろう、といったところだから、やはり安い方の外国の航空会社を利用する。少し割高でもJALを利用する、というほど私などは裕福でもないし、下手な支援意識を持つような繋がりも気持もJALには無いし、スチュワーデスにお友達がいるわけでもない。昔、海外へ行く時、他の外国の航空会社に較べて、なぜこんなに高いのかと思い、利用しなかっただけの話だ。この時、なぜそれだけ高いのかは説明されていなかった。あまり意識せず他の人々は高い料金を払って利用していたのである。政、官、財の密室的癒着(これは素直に漢字変換された)で決められていたのだろうか。なぜ高いの?という単純な質問に単純に答えは得られなかったという事である。隠した不透明な部分があったのだろうから、子供の様な質問には簡単には答えられないのだ。それくらい高かった時もあるのだ。それらがかなり是正された今でも、まだ海外との価格差は否めない。少し間口を広げた話として、仮に高収入高支出で高物価が良いと断定するなら、どの国もそうしているだろう。それがそうなっていないのはなぜなのか。また、生活インフラに関わる部分の価格が安い国(そういうところこそ税金での補助がなされていたりする)とそうでない例えばわが国との違いはなんなのか。
どうも今日は話が分散し、まとまりが悪い。
それはさて置き、色々な格安航空チケットが出回るのを見るのは、楽しい事である。それらを使って上海万博をひと目でも見たいという人は多いだろうと思う。下手をすると?!
上手くすると?!一泊二日、あるいは日帰りも可能かもしれない。


                                           

遅ればせながら、少し調べているところ・・・。

・・・閑話休題・・・・
 
どうも空の便の事について関心が向いているようで、このところ日航などについて書いていることが多い。空路の拠点となる空港の事についても8月11日2010にこのblogで触れている。
   「東京の空港の事・街の事などあれこれ・・・

 今、春秋航空が就航したという茨城空港が果たしてどういう状態かというあたりを調べているところである。案の定、そもそもの空港の存在意義からして非常に心もとない。立地、全体計画の中での位置づけなど少し見ただけでおかしいと感じる。そもそも全体計画が無いのではないか。国土交通省のでたらめな交通行政と、それに乗っかった建設会社関係の協奏曲(狂奏曲?)のようだ。でたらめな利用予測とそれに基づいた計画(計画が成り立たないのは明らかなのだが・・・)によって、建設直後から採算など取れないものの様である。後は泥縄で仕上げようというところか。泥縄にも仕上がらないのではないか。建設会社の建て逃げの様相である。犯罪ものといえるかもしれない。それらを作らないと建設会社が潰れるというなら素直に潰れたらよかったのではないだろうか。それらを作らないと議員になれなかったというのなら素直に落選したら良かったのではないだろうか。それらを作らないと行政の仕事も少ないし接待もされなくなって詰まらなくなってしまうというのなら、素直に詰まらなくなって自腹で居酒屋で飲んだらよかったのではないだろうか。
 春秋航空の格安チケットでの就航も残念ながらそれらのでたらめの上に乗っかったもののようだ。先行投資とはもっと予測について厳しいものではなかったか。これではおそらく利用する人が仮に多くなっても、空港などの費用対効果はマイナスからプラスに転じるところまではいかないだろう。こういうことばかりである。本末転倒で素直に喜べない。全体を見ると利用する側としては格安だからと安心しては喜べなくなってしまうところが、それらの仕事とも言えぬ仕事?をする人々の罪づくりなところである。春秋航空がそうだとは言わないが、あらかじめ航空会社などの企業もその辺を狙って「どさくさ、もう仕方ない的バナナのたたき売り的安さ」で使わせてくれるであろうことを承知で参入しているのかもしれない。空港を作る時からこの国の政治家、官僚もその程度のことしか考えていないのかもしれない。航空チケット料金についてはできるなら、成田、羽田あたりで、そのくらいの価格でやってほしいものである。もちろん黒字になるように・・・。


                                           

コメント
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