カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

trip 新潟  july2013

2013-07-11 | エッセイ

新潟へ行った。終始、曇り空。雨も時々激しく降る。急にカンカン照りが続き始めた関東地方とは違って、北陸の空は典型的な梅雨空だった。関東の梅雨は明けたのだろうか。この日、旅の予定はほとんど無し。新潟駅へ着いて、海を見たいと思い、駅の観光案内所でもらったマップを片手に路線バスに乗って海岸方面へ。佐渡が見られるかもしれない。海岸へ出てみると海の果ては雲が水平線まで垂れ込めていて、佐渡は隠れていた。何とこの雨の中、浜辺で遊ぶ家族も見られ、天気のせいでうっとうしくなっていたこちらも何となく元気が出た。この季節、湿度はあるけれど涼しい。傘をさし、歩いて近くの展望台へ。ここからも佐渡は見られなかったが、後でフォトを調べてみると雲の向こうにうっすらとその陰らしきものも写っている・・・ような気がする。時代を経て少し古くなりかけた展望台からは新潟の街の様子が一望できて、大体の大きさを知ることができた。ベンチに座って景色を眺めていると、ぐるっと一周回ってくれるのである。自動的にパノラマを観ることになる。腰かけてのんびりと景色を見ながら話をするカップルもいたが、静かなものだった。この後、路線バスで市内中心繁華街のデパートなどのある辺りをぶらぶらするつもりだった。バスに乗ると運転手が、一日中運転しているので時々トイレ休憩をするのですが、ちょっとよいですか、と言った。どうもその時間らしい。自然のお告げなので、どうぞと言うと、バスは路線から少しだけ外れたトイレの前で停まった。運転手はトイレへ。帰って来て運転再開。バスは少しだけ回り道をしてもとの路線へ戻るらしかった。何ださっき傘をさして歩いた海岸じゃないか。あ、少しだけですが、佐渡が見えますよ、と運転手が言うので見ると、佐渡の島の端の方が雲の下に覗いているのが見られた。本当はもっと左手に島が広がっていて、標高のあるところもあるのですが、と運転手が説明してくれるのだった。いろいろ主だった市内の見どころもこの運転手と話していて知った。行き当たりばったりの市内観光だったが、良さそうなところを教わったのでそこで降ろしてもらった。その後も曇ったり雨が降ったり・・・。




新潟駅へ到着









日本海




海辺近くのレストラン









展望台から









バスの車窓から
丁度真ん中あたりに、うっすらと佐度が・・・






 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする