カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

trip 青森  july2013   part8

2013-08-01 | エッセイ

movie

秋田から青森へ行く途中の東能代駅



秋田駅を出発。青森へ。午後2時頃。残すは今日午後と明日1日のみ。3泊4日の旅もここへきてもう終わりに近づいた感じがする。青森は2年ほど前だったかに訪れていて、その時はレンタカーを借りて回った。青森というだけあって、さすがに森は蒼く深く、人の手が掛かっていない感じでとても好きになった。植生が関東以西とは違う感じだ。東北の特徴とも言えるだろう。その時は世界遺産の白神山地の中も走った。ブナの原生林が気持ち良い。樹齢何百年という巨木も観たりした覚えがある。また、青森ヒバも有名だ。僕が長年使っている箸は青森の人から買い求めた青森ヒバ製だ。建築の建材にも少し高価ではあるが使うときがあって昔から知っている。



車窓から



青森駅到着。今回は青森物産館のアスパムの中を少しだけだが見ることができた。以前に訪れた時は列車出発時刻間際で時間が少しあるので外観だけでもと駅から走った覚えがある。青森の人は親切で、駅近くにいた人に走りつつ道を訊くと直ぐそこですよ、30分もあれば見て帰って来られますよと自分のことのように少し焦った様子で教えてくれた。なぜかそのことを今でも覚えている。3,4年前の出来事である。


駅前の広場。腰かけるところと子供用の遊具、公衆トイレが少しあるほかは何もなく広々した感じだ。
目立たないけれどこの広場は好きだ。旅人にとっては落ち着く場所だ。





その広場。




アパート2万円?!・・・高い?安い?・・・




街の中を歩き回っていて見つけたインド料理屋「タジ」。本当のインド料理と見た。
夜になってカレーを食べに行った。当たっていた。



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青い海公園




アスパムのある青い海公園から海を眺める。青森湾。
防波堤先の燈台の右手に少しだけ低く陸地が見られる。下北半島だと思う。



青い海公園。夜になって夕食後、腹ごなしに街中を歩き回り、ここへ来て、誰も聴いていないのに歌など歌って収録したりして過ごし、そうこうするうち雨風がかなり激しく降り出し、その雨風の音も収録し、その後ホテルへと引き上げたのだった。雨ではあったけれど涼しくて気持ちが良かった。

インド料理屋「タジ」でカレーを食べ、その時に飲んだエヴェレストというネパール(後述:後でよく思い出してみるとインドで造られているものだったと思う・・・訊いたらニューデリーだったか・・・)のビール。美味かった。
インド、ネパールのビールが何種類か置いてある。カレーはキーマカレーにした。訊くと店の主人が僕より若いネパールの人で、奥さん(確かめなかったけれど)と一緒にやっている。カレーの辛さはお好みということなので、一番辛いので、と言うとその主人はそれは本当に激辛なのでと言って勧めなかった。それでその次の辛目というのにした。これも結構辛かった。そして美味しかった。タンドリーチキンを頼んだ。これは本当に美味しかった。するとどれも美味しかったことになる。その通りだった。



駅から大通りを少し歩いたところにある。通りから引いてへこんだ感じで小さなオープンスペースになっていて、
周りをレストラン、居酒屋、パブなどが囲んでいる。この場所も気に入ったスペースになり、何回か来た。




上の場所と同じ。裏の道へ通じていてそこから撮った。




ひらき、という名の地酒。どこで買ったかは忘れてしまった。秋田駅だったかな・・・。
リュックに入れて持っていた。ホテルの部屋で冷やして、一杯・・・。
こうして3日目は終わった。

4日目は竜飛崎へ行くことにしている。半島の先っぽだ。



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trip 秋田 カモ july2013   part7

2013-08-01 | エッセイ


 ねぶり流し館で竿燈祭りのことを観たり太鼓を叩いたりし、旧金子家を観たりした後、秋田駅へ向かった。青森行きの列車に乗らねばならない。ねぶり流し館は時間との関係でざっと観ただけだったが、そのくらいが適当だったと思う。秋田から青森へ列車で行くのには意外と時間がかかる。また本数も少ない。天気もままならぬので少し早めに青森へ着きたいと思っていた。とはいうもののまだ余裕はあるし、ぶらぶらと歩く。竿燈というのはもともとねぶり流しと言われていたそうだ。ねぶり流しとはどういう意味かということを、赤れんが郷土館の受付の女性が調べてみますねと言って、教えてくれたのだった。ねぶりとは秋田では、眠いという意味で、ねふて、ねぶて、と発音するそうだ。夏場のその眠気を流して祓うという意味で、ねぶり流し・・・。そういうことのようだった。いつも寝ぼけて眠いなと言っている者にはうってつけの行事なのかもしれない。この人に見所として、ねぶり流し館、旧金子家のことなどを教えてもらったのだが、それまではよく知らなくて観に行く予定にはしていなかったのである。観て良かったと思う。太鼓も叩けたし・・・。その他、少し離れた近くの街に旧黒澤家住宅というのもあり、見所になっていると教えてくれた。後で調べてみたが一つ森公園という公園内にあり、公園も含めて一見の価値は十分にあるようなのだが、この時はそこまでの気が起きず、パスすることにした。時間に余裕ができてそれで良かったと思う。
 秋田駅へ向けて歩いているとまた例の川に出た。川沿いでフォトを撮ったり、雨で少しばかり増水した水の流れを見るうちに、川の端に何か動くものを見つけた。カモの親子らしきものが水面を上流へ向けて泳いでいるのだった。少しずつ進む。親ガモ1、子ガモ2の縦隊で進んでいるのだった。水かさが多くなっていたが彼らにとってそんな場での泳ぎは慣れたもののようだった。川の端をちょこちょこと仲良く進んでいたのが、あれっと思ったら岸を離れ、対岸へ向けて川を渡り出したのだった。下流に向けて流されつつ斜めに渡る格好になる。流されつつ対岸へたどり着くその場所は彼らは心得ているようだった。とても素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。渡った後はまた川端を上流へ向けて進む。丁度Z型の軌跡を描いて川渡りをしつつ上流へ向けて進むのだった。Zの文字の斜めのラインが川を渡る軌跡ということだ。何か感動し、動画を撮り、しばらく眺めていた。秋田へ来て一番感動したのはこれだったか・・・・・。







ねぶり流し館から秋田駅へ向かう途中で歩きながらフォトを撮る。




川に架かる橋のたもとに建つ、うどん・そばの店。









やはり水辺へ出ると気分が変わる。







カモの親子、川を渡る。


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子ガモ、遊び遊び進むうち少し離れると、急いで追いつく・・・



岸を離れたので、あっ、と思った。見事なパフォーマンス。







千秋公園の池。千秋公園は城跡が公園となっているから、池というよりお堀跡だろう。
この公園も観てみたかったが気力起こらず、見ずじまい。



新秋田県立美術館。これも外観だけ見てパス。相変わらずの曇り空。




秋田駅へ到着。




駅前の様子。




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