カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

食・あれこれ 

2013-08-06 | エッセイ

     





自宅近くのケーキ屋兼カフェで。意外に名の知られた店で遠くから買いにやってくるお客もいるそうだ。


スーパーへ行くとつい酒の肴を何にしようかなと物色してしまう。大体が魚介類系が多い。缶詰などもその候補に挙げられる。先日、目に付いたのがスモークドチキンだ。真空パックなったヤツでスモークされているのが良い。4~500円で売っている。暫く忘れていたその味を思い出し、買って帰った。ビニールの袋から取り出すとあぶった煙とスパイスの入り混じった香りがして、もう最高だ。これにマヨネーズを付けて酒のツマミとする。マヨネーズは一般的過ぎて洒落ていないと思うかもしれないが意外とこの燻製には合うのだ。ドレッシングなど複雑系のいろいろなものが出ている昨今だが、マヨネーズとの相性が単純で美味い。

タコ焼き屋の美味しそうなのを見つけると時々買う癖がある。そもそもイカ、タコの類が好物なのだ。美味くて大きなタコが入っていたりすると、柔らかな皮、あるいは表面がこおばしく焼きあがった皮を歯で破った後のタコの食感と味が何とも言えない。新潟駅の脇にもタコ焼き屋があるのを見つけ、店の感じからして美味しそうだったので直ぐに買った。すでに夜のとばりは降り、街の明かりが輝きだしていた。人が退社した後の暗くなったビルの玄関わきの縁石に腰かけ、食べた。会社帰りの女が一人、ヒールの音をさせて前を歩いていく他は誰もいなかった。タコ焼きは美味かった。目の前の大きな交差点の反対側のビルの2階には、アイドルパブと名のついたパブがあり、そこの大きなガラス窓の向こうでコスチュームを着たアイドル達が3人並んで歌い踊っているのが垣間見えた。そのパブでは飲む人たちの前にステージが設けられていて、おそらくは地元の歌、踊りの上手い女の子たちがその上で演じているのだろう。客の前なのでどんどんうまくなっていくし、張り合いも出るのだろうと思った。どういった音楽をやっているのか聴いてみたかったが、タコ焼きを食べてそれきりとなった。

何年も前に買った乾燥したカイヒモを見つけた。袋は封をしたままだ。食べられるかと思ってやってみたらこれが抜群に美味い。これも酒の肴にバッチリ合うことは誰しも想像できると思う。そのままでも食べられなくはないが、水に少しの間浸けて戻すか、その水につけたのをそのままレンジで沸かすと良い。適度に塩の効いた磯の香り、味が戻り、マヨネーズを付けて食べると最高だ。



コメント
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