カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

自転車や道のことなど

2013-10-19 | エッセイ

今の時代、省エネ、エコ、一連の健康ブームなどなどから考えて、例えば自転車という交通手段はとても有効だと思う。だから友人などにも自転車で通勤したり日常的に乗り回せばいいんじゃないか、などと立派なアドバイスをしている。そのくせ自分は長らく乗っていない。実に無責任なアドバイスだ。もっぱら車かあとは2足歩行・・・。自転車は公共の交通機関などとは違ってごくごく個人的なところが、良い意味で特徴的だ。走りもかなり人間的で自由。ところが車を運転するときになってみると、道路脇をふらふらと走っていたり猛スピードで何かの訓練走行中だったりで、何かすごく気を使っての運転にならざるを得ない状況になる。かたや外国の様子などを見ると、自転車がとても走りやすそうに見える。この理由として、道路行政の根本的考え方が違うのだろうと思う。そもそも道路の構造が違うのだ。外国の方は自転車の専用レーンが設けられていたりする。もちろんどこでもというわけではなく、計画的に選んでそのように造っているようだ。日本の道路行政はどこで間違ったのか、ただ敷設すればよい、アスファルトで固めればよい、といった考えの現れだ。それもたいして必要もなさそうな変なところに立派な農道が走っていたりする。すぐ脇に広い道路が既にあるのにそうだ。実際に山梨などでは車を走らせていてそういった感じを受けるのだった。道路の意味を何かどこか勘違いして造ってきた部分があるのではないか・・・。ただA点とB点を結ぶ機能面だけで捉えたり、バラマキのための道具として考えたり・・・。何かが欠落している。人間のための?・・・。
加えて、近年、ボン・エルフ的な歩行者のことを考えた道路も数は少ないものの見られるようにはなった。でも、その様子はどこかおざなりだ。道の全体的デザインも全然だめだと思う。やはり何かが足りない・・・。



コメント
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