カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

Taiwan 台湾へ旅行 april2015

2015-07-25 | エッセイ

台北から南端の墾丁へ行くのに「高鉄」の新幹線に乗った。台湾は鉄道は新幹線の「高鉄」と通常の「台鉄」がある。台北発で終着駅の高鉄「左営」駅まで乗らずに「台南」で降りた。台湾の西の海岸沿いの街を一つだけでいいから歩いてみたかった。台湾中央に南北に山脈が走っていて、そこの麓や山あいにも観たくなるような街は多くあるけれど今回はパスすることに。南北に長い国だから、台南まで来るとかなり気温が違う。この日は快晴で日差し強く、バテそうなくらいだった。
新幹線のフォトを載せようと思ったけれど意外や撮っていない。慌ただしく撮る間もなく乗ったということだったか・・・。中は少し撮ったけれどどれもあまり良く撮れてはいない。でもまあ載せることに。新幹線自体は日本の少し前のモデルに似ていて特に驚くようなことはなかった。トイレなど連結部にある機能も似ているし、機能的できれいだ。車両と車両の間に弁当、お菓子などのワゴン売りの人が控えているのも日本と同じ。走り出してしばらくすると通路を押しながら売りに来る。飲み物とお菓子を買った。この頃にはすでに我が愛用のガイドブックの紙のカバーが破れ始めていて取り替えたかった。ガイドブックのカバーは手に持って歩いていて、筆談したりメモしたりするときに簡単でとても役に立つ。そのままそこにメモればいい。旅のお供として白い表紙、あるいは取り替え可能な真っ白の紙のカバーがあるととてもいいのではないかと思う。とっさに何かの役に立つことが多い。ガイド片手、カメラ片手でメモ用紙を探してポケットをまさぐるのは結構面倒で、次第にやらなくなり、ちょっとしたその時の有効な情報もそのまま忘れてしまいがちだ。
買った時に書店で付けてくれた普通の茶色い紙のメモ代わりのカバーが破れていた。それで、何かそれに代わる用紙でもないかと思ったのだけれど、ない。新幹線の座席の前の網のポケットに「高鉄」のガイドパンフが入っているのを見つけてしまった。これは好い! その表紙だけをはがし、中身のコンテンツ部はそのまま網に戻し、その表紙の少し厚い紙を使ってガイドブックのカバーとして付けた。これでOK! そんなことを走り出した新幹線の座席でやっていた。大きさを合わせきれいに折り、作業に専念していたが、そのパンフは列車に備え付けのものかもしれないと気付いた。薄い冊子だがキチンとしたつくりではあるのだ。紙質は良く、ブックカバーにはもってこいだった。他の乗客は見飽きてしまっているのか、読んでいる人はほとんどいない。で、ままよ、ありがたく使わせてもらおうと勝手に決めて作業を続け、完成。だから今、僕の部屋の机の目の前に置いてあるその旅で少し汚れたガイドブックには高鉄の宣伝文句やコンビニの広告のロゴの入ったカバーが付いている。旅の中でメモったことも書かれている。旅の宝物。




台北の新幹線の駅





新幹線の中





自分の座席 ガイドブック、帽子、愛用のタブレット





台南へ着いて。駅のキオスク。




コメント
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