先の5月31日に東京タワーからスカイツリーへとテレビ局の地デジの電波発信源が移行した。まだ、春の名残りが残る頃だった。待ちに待っていた。というのは、私の家のテレビは地上波が地デジへ移って以来、自力でアンテナを立てたものの映りが悪かったからだ。悪いと言っても東京郊外だし電波は強力に来ているはずで、それでも、天候によって6と8チャンネルつまりTBSとフジテレビだけが映りが悪かったのだ。
地デジ用にアンテナを替えて少し経った頃、TBSのみが晴れた日に限って映りにくくなるという事態が起き始めた。時間帯によってはまるで見られなくなった。日を選ぶのか晴れていても映る時もあった。気まぐれなのである。そのうち、フジがそれに続いてほぼ同じ状態となった。時間的には数か月のずれがあった。その間は電波は同じ東京タワーから発信されていたのである。発信源には変化が無いはずで、そのバラツキの在り方がどうもよく分からなかった。TBSの方がどちらかというと映りの悪い時が多く、しかし不思議なことに、TBSが映っているときにフジが映らないということもまれに起きていたのである。そういった状態が1年以上は続いたように思う。この間どうしていたかというと、テレビ局に問い合わせした以外はほとんど何もしなかったのである。問い合わせに満足のいく答えは得られなかった。そして、早くスカイツリーへ移行してくれよ・・・と言っていた。そうすればあれだけ高いのだから映りは良くなるであろう、と。試験電波の発信される日に見てチェックしてみると6も8もしっかりと映るから移行すればほぼ確実に映ると知るようにはなった。始めは昨年5月に開業した時に切り替わると思っていたから、映りが良くならないので、「何だ、あれだけ高く立てておきながら、全然威力がないではないか。あそこからここまでどこに障害物があるというのだ。何も無いのに映らへんではないか・・・」などなどあれこれ文句を言っていたのである。しかし、そう言う割には6や8が見られない日があっても、特には困ったことも無く、フラストレーションがたまることも無く、ずーっと何とも無かったのである。その間、もしかしたらテレビは無くても何ともなかったものなのかもしれない、と思うこともあった。そうこうするうちにまだ東京タワーからの発信であって翌年5月頃からの移行だと知った。それで・・・心待ちにして、待ちに待っていたのである。逆に、移行することによって映りが悪くなる人々が大勢いるらしくニュースで頻繁にやっていて、それらの人々への対応に追われている旨伝えられていたけれど、そんなことどうでも良いから早く移行してくれ~、と無責任にも言っていたのだ。
今、テレビ・・・綺麗に映る・・・・、インディアン、文句言わない・・・・。
リニアモーターカーのことが話題となっている。山中に長々とトンネルを掘ったり、駅舎をどういったものにするというようなことがテレビ、新聞を通じて報道されている。大変な資金が必要とされることも分かる。時速も飛行機並みのスピードのようで、新宿、名古屋間を40分ほどで結んでしまう。スピードを競う時代の産物と言えそうだ。そのスピードについてなのだが、あまりその速さを競うのはもう新幹線くらいでやめにした方が良いように思う。もちろん鉄道における話・・・。事故が起きると大きい。新幹線の先頭車両の突端は走行した後で見るといろいろと跡が残っているようだ。詳しくは知らないが何か物や生き物が当たった跡なのだろうと思う。スピードが速ければほんの小さなものでも当たり方によってはかなりの衝撃となるだろう。超高層の上階から小さなボルトなどが落ちたりするとスピードが増し、下に人でもいてヘルメットなどに当たれば小さな穴がぽつっと開くそうだ。恐い話。もちろん酒飲みの居酒屋における話と理解してもらって結構で、本当のところは分からない。ただかなり信憑性はありそうだ。即死、もしくはそうでなくても大怪我無しでは済まないだろうと思う。リニアモーターカーはその路線の大部分が地中を走るところから、トンネル内部で何かが落下することもあるかもしれないと思う。老朽化が進めば、つい最近起きた中央高速でのトンネル内天井版崩落事故のようなことが起きないとは言えない。そのときはほんの小さなものでも大惨事になりかねない・・・・。列車のスピード競争はほどほどにしておかなければ・・・。でも完成すればもう真っ先に乗ってみたいと思うだろうな。できれば新宿、名古屋間の1本で終わることを期待するのみだ。
庭の木にとまっていた。抜け殻。こういったのが幾つもある。中身は既にどこかへ飛び立ち、もぬけのから。
夏の風物詩と言えるかもしれない・・・・・。
頂きのもの毛ガニ。北海道の産で解凍して食べんとするところ。実に旨かった。
食べ物のことが続く。これは冷やしたパスタ。腰があってトマトの味も良く旨かった。
冷やしたパスタというのは最近のアイデアなのだろうか・・・。
イタリアではそういったものには出くわさなかったように思う。表参道で。
パスタの日の表参道。雨。蒸し暑かった。
kamakura 先週
よくある、ソフトクリーム。何かミックスにしてもらった。先週、鎌倉で。ぶらぶらと歩く。暑い。
由比ヶ浜へ出る前に鎌倉の鶴岡八幡宮へ行き、ニュースとなった例の倒れたイチョウを見に行こう。
それで、見てみたら倒れた後の切り株の方のは蒼づいておらず、どうも枯れてしまっているようだった。
ニュースでは当時、そこから芽が出てくれれば、と関係者の人々が期待を寄せていたけれどあまり上手くはいっていないようだ。
しかし、植樹したものの方は少し大きくなり育っていた。
早送りで植物が育つところを撮っている映像をよく見かける。
撮るのに相当、手間がかかっていると思う。
もし現実に植物が目に見えて大きくなるのが見られるなら感動ものだと思う。
けれど、気持ち悪くもあるかも・・・。そういうことがあるのなら、一度見てみたい。
鎌倉を歩く。
材木座の辺りへ出た。学生の頃、先輩や仲間と遊んだ記憶がある。
海辺の、いい感じ・・・!
movie
★花に蝶
まだ暑い盛りに撮った。ここへ来て少し風の感じが変わった。夏への登り坂から盛りを越え、まだ暑い日は続くものの風は涼しいときもあり、落ち着いた気配。今夏、大雨のニュースは頻繁に目にするものの台風情報が少ない気がする。良いことだけれど。
花火大会、まだ見に行っていない・・・・。
★
★下北沢を今、歩いている。買い物をして帰ろうかといったところ。
最近、文字が読みづらいことがあり、打ち間違えることがある。
まだ暑い盛りに撮った。ここへ来て少し風の感じが変わった。夏への登り坂から盛りを越え、まだ暑い日は続くものの風は涼しいときもあり、落ち着いた気配。今夏、大雨のニュースは頻繁に目にするものの台風情報が少ない気がする。良いことだけれど。
花火大会、まだ見に行っていない・・・・。
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★下北沢を今、歩いている。買い物をして帰ろうかといったところ。
最近、文字が読みづらいことがあり、打ち間違えることがある。
ここ数日、本当に暑い。今日も暑い! しばらく前に、ニュースで猛暑だ猛暑だと言っていたが、この何日かの方が暑いのではないか・・・・・。暑くて夜も寝られない。全然我慢強くない・・・。我慢するようなこととも思わない・・・・。今、東北へ行けば少しは涼しいかもしれない。避暑のバカンスになるかもしれない・・・。
ある夏の猛暑の日に、私は新百合ヶ丘の駅で電車を待っていた。うだるような暑さ。照り返しが強くて湯気の立ちそうなホームに突っ立っていた。ぼんやりとした私の頭の中に、何か甲高い鳥のさえずりの様な声が入って来るのに気が付いた。そう思ううちに目の前を、その鳥のさえずりが通り過ぎた。ペチャクチャと楽しそうにおしゃべりしながら通り過ぎたのは、20歳少し前くらいの女の子の塊だった。3人連れのその子たちの姿を暑さで朦朧とした私の目が何となく追ったのだが、それは周りの景色の中で異質な感じだった。彼女たちは何と水着を着ていたのだ。おおっ!!!!! それがホームを歩いて行く・・・。体に派手な色のビニール状のものがくっ付いているのも駅のホームでは目立った。目の焦点が合うとそれが浮き袋やスイム用バッグ、ゴーグル、その他もろもろのプール用具・・・、だということが分かった。ほぼビニール製・・・。それらが体にくっ付いて満載!!!・・・・。周りを気にすることのないその賑やかなペチャクチャとしたさえずりはホームを移動し、ようやくそれがプールへこれから遊びに行く一個団体のものと気付いた私のすぐ目の前を通り過ぎ、向うの方へと消えて行くのだった。周りはYシャツにネクタイ姿の男や電車で買い物にでも出かけるおばさんたちのいるごく日常の風景だった。私は唖然とした後でしばらく笑った。家を出るときからもう早くも水着に着替え、そのまま電車に乗り、よみうりランドのプールへでも行くところだったのだろう。楽しそうだった。
今でこそ海外へ出ても自分のケータイやパソコンから自分の国や国境を越えた海外へメールを打てるし、それがほぼ瞬時に届くようになってこんなに良いことはないと思えるようになった。僕がインドへ行っていたとき、30年ほど前はそういうわけにはいかなかった。頼りになるのは郵便局だったのだ。国際電話という手もないではなかったが通信網の発達していない地域からだとこれも結構大変なことだったのだ。伝える内容など、元気です、元気ですか、といった類の大したことではない場合が多く、そのちょっとしたことに対してかかる手間がとてもアンバランスだった。そんな時代、手紙の一つも出そうと思うと郵便局へ行き、そこで全部を頼りとするのが常だった。絵葉書などもその周辺で必要な1,2枚を買い、郵便局で掛かる料金を訊き、切手を買い、書くものを借りたりしてそこのスタンドのテーブルでササッと書いて出すのだった。手紙を書いて出すまでのことを郵便局でほぼ全部やっていた。特に旅行者にとってはそういった場所だった。場所によっては今でもまだそうかもしれない。だから、そこへ行くと、似たような外国からやって来ていると思しき連中が、どちらかというと貧乏旅行者が多く、だから若い人間が多い・・・、それぞれ何か書いていることが多かった。特にその街の中央郵便局とはそういった役割を十分に果たしていたのだ。インドの切手は舌でべロッと舐めて貼ろうとしても糊の出来が悪く半分剥がれそうになったまま出すことも多かった。日本の質の良い切手しか知らないとそんな違いも面白く感じられたのだ。ある外国から来たと思しき白人の美人なども、もう、何これっ!といった感じでくっ付かない切手を親指に力を入れ無理やり手紙に押し付けているのを何回か見た。それがまた可笑しいといって旅行者の間で話題になるのだった。
インドのある大きな街の郵便局でだったと思う。僕が手紙を書いていると、傍らに同じ年齢くらいの男がやって来て、立って何か書きだした。並んで立ってしばらく書いていた。僕は彼に訊いた。「故郷への手紙かい?」「そう。」彼は何か嬉しそうだった。何か近況を知らせることに満足感を感じているのかもしれなかった。僕もそうだ。「僕は日本への手紙なのだけれど、君はどこから来たの?」彼はますます嬉しそうに右手の親指を立てグッドポーズを作り「イェーイ!シカゴだぜ!」と言って笑った。何かそのアメリカ人らしいノリとロックバンドのシカゴのことがなぜか重なって、僕も笑った。ただそれだけのことなのだが、よく覚えている。
暑い日が続く。それでもまだ7月中は朝、夜には少し涼しくなり、落ち着いてもいられたのだが、このところ夜、蒸し暑く体力消耗し、ヒーヒー言って過ごす。少電力と分かっていながらもエアコンをつけっ放しで寝ている人もいるのだろう。体力を消耗して倒れてしまうよりはマシということだと思う。
秋田で今日の朝から例年には経験したことのない大雨が降った、とニュースでやっている。
★北海道渡島半島・青森・秋田で約110ミリ以上の猛烈な雨 (ウェザーマップ ...
青森も相当な大雨だそうだ。ともに今日の朝の話。ニュース映像だと道路が水であふれているところもある。秋田、青森は7月の上旬に旅行で訪れたところだ。その時は梅雨の連日の曇り空、にわか雨で、まったく灰色の中を旅する格好と相成ったのだが、このような大雨情報に出くわすと、小雨程度で涼しくもあり、まだましだったのかもしれない。
7月の下旬。湘南・由比ヶ浜。
毎年飽きもせずよく行くものだと自分でも思う・・・。
この辺りはいつも変らぬ風景だ。
テナントがその年ごとに少しずつ違う。
movie
夕方になり潮風が吹く
以前、氷頭(ひず)という食べ物をスーパーで見つけ買って帰ったことがある。珍味の部類に入ると思う。そういったものは大体が酒の肴関係のところで見つかる。酒を飲まない人は並べて置いてあっても目に入らないかもしれない。世の中で珍味というものは、いまだかつて自分の数少ない歴史の中で見たことがないものが多く、それらは概して酒の肴の風情をして売られているのだ。その氷頭は、よく知らないで買ったのだが、そこは酒をこれから飲まんとする者の独特の直感である。見た目で味があまり無く、その食感を楽しむもののようだと理解したのもこれまた勘だった。つまりそれまで見たことも無かったのである。氷頭とは鮭の頭の鼻に近い所の軟骨だそうだ。ゼラチン質で白く透き通ったところが氷に似ているので氷頭ということのようだ。昔から珍味として親しまれている物らしい。こちらが知らなかっただけの話だ。レモン汁で料理したり、なますにしたりと料理の仕方はいろいろある。ネットで調べるとずらりとその説明が並んでいる。
買って帰り、よく冷やしてそのままレモン、わさび醤油で食べた。コリコリとした食感で美味かった。
カルパッチョというものをときどき作る。やはり酒の肴として。生の魚介類を使うところが自分の好みに合っている。テレビでイタリアかどこかのヨーロッパの女性が出て、その作り方を説明していた。レモン汁とオリーブオイルをふんだんに掛けると良いらしい、と寝っ転がって見ているので、そこのところだけが要点として記憶に残り、それだけを頼りに作り始めた。玉ねぎをスライスしてその上に食べたい生の魚を載せるとそれで即出来上がってしまい、これで良いのかと拍子抜けするのである。それで食べてみると、何か物足りない。外でも時々頼んで食べたりするのでプロのシェフが作ったものとのその違いが分かる。同じとはとてもいかないしても似ているというところまではいきたかったのだがそうはなっていないのだった。それでここで日本人独特の秘技を使うという快挙というか暴挙に打って出た。刺身醤油という手だ。これにワサビ、チューブ入りのニンニクなどを入り混ぜ、たっぷりと浸して食べた。美味い。食べていて果たしてこれをカルパッチョと呼んでいいのかと思った。洋と和の無理やりの混合といった感じだった。それ以来、何度か作って見たがろくすっぽレシピなどを学ぶこともせず、いつも同じ作り方をするのでいつも同じような味だ。だから和の独特の秘技をいつも使うことになる。これは向こうの料理を食べて物足りないときにはいたるところで通用しそうな技だ。でも、本当の作り方をどこかで調べてみようと思う・・・。