お遍路k秋ちゃんとしては、秩父三十四観音札所巡り・甲午歳 総開帳とあってはいかねばならぬと、いうことで、十月九日、関越道花園インターをめざし午前二時三十分に車で出発。
途中、雨がパラパラどうなることやら・・・朝六時ちちぶ道の駅到着。七時、道の駅に車をおいてタクシーで札所一番へ。駐車場へ着くと車が結構が止まっていた。
札所一番 誦経山・四萬部寺到着。お遍路姿(ここは四国ではないので巡礼)に着替えて山門をくぐり境内に・・・入ると早朝にも関わらず十人近くの参拝詣での人がいた。一番札所はどこも混んでいる。本堂に入り正座して勤行をする。なぜか入れた。
堂内で勤行・・・
四萬部寺の由来は、御詠歌・ありがたや一巻ならぬ法のはな数は四満部の寺のいにしえ・・・四萬部の経典を読経し経塚を築いたのからきている。
四萬部寺では毎年八月二十四日、関東一の大施鬼餓会が行われる。納経所には今はやりの御朱印女子が遍路グッツの品定めをしていた。納経を済ませこじんまりした趣のある境内を見渡し山門で一礼、札所二番へ。
札所一番 四萬部寺 本堂
山門を後にして、歴史ある旅籠一番の脇を通り道しるべ石を見ながら山中の道へ。
旅籠旅館のわきを通り振り返る・・・一番札所山門が・・・
札所二番への道しるべ石
約1.7㌔の急な坂道を汗をかきながら上って来たが、前も後ろも誰一人歩いている人はいなかった。札所巡りの車だけが追い抜いて行った。
ここから1.7キロの急坂が・・・汗をかきながらの巡礼道・・・
札所二番 大棚山・真福寺到着。御詠歌・廻り来て願をかけし大棚の誓も深き谷川の水 小高い所に本堂がひっそりと建っていた。
札所二番は秩父札所が、まだ三十三ヶ寺制だった時代にはその名はなく、その後、信者からの要望によって真福寺が新たな札所に加えられ、三十四ヶ寺制になった。百観音のはじまりである。
ひっそりとたたずむ 札所二番真福寺本堂
勤行を終え、汗が冷えきって風邪ひかないか心配・・・着替え持ってきて正解・・・何人かが写真を撮っていった。何を撮っているのか・・・よく見るとお堂の破風下の彫刻。見ごたえある!龍か竜、どちらか、なー・・・なんて、バカいってんじゃないよ・・・劉、いや竜、いや立つ、龍でしょう・・・
こんなことを思いながらの札所巡り、ほんとに・・・ほんとにこれでいいのか?・・・
また一人で山を下る。途中から古道に入り、四国の遍路道を思い出す。
江戸巡礼古道・・・
風情のある古道・・・
その途中にある農家の庭には、県の天然記念物樹齢五百年という金木犀があり、この巨木には圧倒されるとパンフに書いてあったので注意深く見てきたがわからなかった・・・
金木犀の巨木があるらしい・・・
山沿いの沢を左に見ながら歩いていると、御自由にどうぞとベンチやきれいなトイレがあり、歩き遍路やウオーキングの人たち、どちらも同じではないの、とにかく歩きの人にはありがたい・・・管理をしている人に・・・合掌。
ありがたいベンチ・・・
きれいなトイレ・・・歩き遍路(巡礼)にはありがたい・・・
下りたところの光明寺で勤行をして御朱印をもらう・・・見ていると・・・まっすぐに納経所へ行く人が多い・・・スタンプラリーではないのだ・・・
二番札所の納経所・光明寺本堂