札所七番 青苔山・法長寺到着。山門は大きな石標が・・・一礼して、本堂へ、本堂は平賀源内が設計したものとされている。
堂内の欄間に四国八十六番志度寺の縁起、玉とり物語の彫刻・・・その志度町に平賀源内の生家がある・・・なるほど・・・
境内も広いが本堂も立派だ。御詠歌・六道を兼ねて巡りて拝むべし 又後の世を聞くも牛伏 といって牛伏堂とも言われている。
牛伏の石像もよだれかけをかけ座っている。勤行、納経、山門に一礼して札所六番へ。
法長寺山門
立派な本堂・・・
札所六番へは、川沿いの坂道を上がっていく・・・札所は高台にあり、上る途中、お願い地蔵様とお稲荷様がまつられていた・・・一礼。
そこから石段の階段を上がり札所六番 向陽山・卜雲寺到着。御詠歌・初秋に風吹き結ぶ萩の堂 宿かりの世の夢ぞ覚めける
武甲山を望み本堂で勤行し納経。一礼して、札所八番へ・・・
札所六番 卜雲寺本堂・・・
武甲山を望みながら里山の道を歩く。風情があっていい・・・
里山の道と雲で隠れた武甲山
武甲山を正面に山麓の札所八番 清泰山・西善寺到着。御詠歌・ただ頼め誠の時は西善寺 きたりむかへん弥陀の三尊
札所八番 西善寺本堂
山門をくぐると境内に樹齢六百年の天然記念物、こみねのもみじと呼ばれている楓が・・・その枝の下に六地蔵が・・・
こみねもみじ枝下の六地蔵・・・
本堂で勤行と納経。また、この寺の別名「ぼけ封じ延命長寿の寺」「嫁、姑、円満成就の寺」とも呼ばれているので・・・
嫁になる若い女の子、嫁になった人、また団塊世代の上の人の参拝詣でも多い感じがする。いや多かった。
札所九番へは、武甲山を背にし里山から市街地へと歩く・・・
札所八番を後ろに見て・・・
前を歩いているおばさんたち軽快な足取りで歩いていく。ここにきてこちらは足に違和感が・・・
おばさん二人早い・・・
ほどなく札所九番 明星山・明智寺到着。御詠歌・めぐりきてその名を聞けば明智寺 心の月はくもらざるらん。
小さな観音堂で如意輪観音様を仰ぎ見ながら大きな声で勤行と昼食。
また、子育ての観音様としても名高い。御朱印を受けて、札所十番へ・・・
札所九番 明智寺観音堂・・・