先週末の激務が尾を引いているのか、日中、突如として睡魔が襲ってくる。
今日も、クレンペラーの「マタイ」をアナログ盤で聴いているとき、フィッシャー=ディースカウのイエスが「起きていなさい」と歌っているのに、弟子たちとともに愚かにも眠ってしまった。
いかんいかん。
ところで、英オリジナル盤のレコードで、大事に大事に聴いてきたこの録音がSACD化される。
優れた音質のまま、この畢生の名演をより気軽に聴けるようになるのは嬉しいことだ。
発売まで2週間弱。楽しみである。
これを機に、まだまだ沢山あるクレンペラーの名演のSACD化の促進されることを願いたい。
とはいえ、このSACDバージョンが「日本国内のみの発売」というあたり、欧米市場に於けるSACDというフォーマットの衰退を示しているのかも・・・。
さて、特定のショップにリンクを貼るのは不公平なので、発売元のページを貼っておこう。
http://blogs.yahoo.co.jp/warnerclfun/63560177.html
J.S.バッハ:『マタイ受難曲 BWV244』全曲
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
ピーター・ピアーズ(福音史家)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(イエス)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
ワルター・ベリー(バス)
ヘレン・ワッツ(アルト)
オタカール・クラウス(バリトン)他
【録音】
1960~1961年、ロンドン、キングズウェイ・ホール
Producer:Walter Legge
Balance Engineer:Douglas Larter
【リマスター&オーサリング】
2015年、アビイロード・スタジオ