「千人の交響曲」ラッシュに湧く我が国の音楽界。
我らがマエストロ道義&読売日響による公演は、東京芸術劇場にて、10月3日(水)ただ1回となります。
特筆すべきは、この度初の試みとなる「首都圏音楽大学合同コーラス」の存在でしょう。
上野学園大学、国立音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、桐朋学園大学という5つの音大の選抜メンバー、および、有志で参加してくれるその他の音大生からなる特別編成のコーラス。
声楽を学んでいる若い学生たちの歌声が東京芸術劇場に響き渡るという夢の公演です。まさに、東京芸術劇場のプロデュースでなけれぼ実現できなかった企画といえましょう。
その合唱指揮を任されることになり、本日がレッスンの初日となりました。
160名を越すメンバーが芸術劇場シンフォニースペースに集っての文字通り熱いレッスンとなりました。
嬉しかったことは、学生たちが、わたしの発声法や呼吸法へのアドバイスに真摯に耳を傾けてくれたこと。
また、少なからぬメンバーが、わたしの指揮に嬉々とした表情で応えてくれたこと。
演奏自体はまだまだ荒削りではありますが、彼らの順応性や専門性をもってすれば、かなりのレベルまで持って行くことができるでしょう。
大いに楽しみです!!
東京芸術劇場presents
井上道義&読売日本交響楽団 マーラー/交響曲第8番『千人の交響曲』
- 日程
- 2018年10月03日 (水)19:00 開演(ロビー開場18:00)
- 会場
- 東京芸術劇場コンサートホール
- 曲目
- マーラー/交響曲第8番 変ホ長調『千人の交響曲』
- 出演
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指揮:井上道義
ソプラノⅠ(いと罪深き女):菅英三子
ソプラノⅡ(贖罪の女):小川里美
ソプラノⅢ(栄光の聖母):森麻季
アルトⅠ(サマリアの女):池田香織
アルトⅡ(エジプトのマリア):福原寿美枝
テノール(マリア崇拝の博士):フセヴォロド・グリフノフ
バリトン(法悦の教父):青戸知
バス(瞑想する教父):スティーヴン・リチャードソン首都圏音楽大学合同コーラス
TOKYO FM 少年合唱団
合唱指揮:福島章恭
読売日本交響楽団