福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

「マタイ受難曲」厚木支部 順風満帆の船出 (練習日程アップしました!)

2014-01-20 01:03:03 | コーラス、オーケストラ
福島章恭HP http://www.akiyasuf.com



昨日、1月18日、ヴォイス2001主催の「マタイ受難曲」厚木支部の記念すべき初レッスンが行われた。ヴォイスの団員のほか、男声4名を含む約20名がお見えになり、会場には始まる前からただならぬ熱気が!

絶望することなかれ。本物を求める人々はここにもいるのだ!


神奈川県のど真ん中に位置する厚木では、オーケストラ付きの合唱作品の上演される機会が稀で、しかも、たまにあるのは地元オーケストラとの「第九」のみ。
近隣の市でプロのオーケストラを招いてモーツァルトやヴェルディ「レクイエム」公演が打たれているのを、羨ましく眺めているほかないという状況。
まして、バッハの長大な宗教作品を上演するという発想すら湧かないのが悲しい現実である。

そこへ、ひとつの爆弾を投げ込んだのが主催の「ヴォイス2001」だ。
1.厚木で「マタイ受難曲」を練習することが出来る。
2.将来的には、東京ジングフェラインの定期演奏会に乗ることを目標に出来る。
3.さらに、バッハ縁のライプツィヒ聖トーマス教会公演に参加できる可能性もある。
  厚木に居ながらにして。
4.しかも、全パートを実音で歌ってくれる「歌う指揮者=福島章恭」の指導で(笑)!

都内に出掛ければ、宗教作品に取り組む団は沢山あるけれど、ご家庭やお仕事の都合で叶わない方も少なくなかろう。
という、読みはズバリ的中したようだ。
実は、ヴォイス2001の団員の多くもそうであったから。
宗教的大作を歌いたくても、小編成の女声合唱団であるがゆえに、レパートリーが限定されていたのである。

初回のレッスンも盛り上がったことで、益々のご参加者増にも期待できそうだ。
ところで、今回、お集まり頂いたメンバーのレベルは高い。
音取りも早いし、ドイツ語の発音もなかなかだし、ピッチも揃っているなど、事前に予測していたよりもトントン拍子でレッスンが進行した。
既に、ある意味で、東京ジングフェライン本体を脅かす存在になりつつある。

東京ジングフェラインの皆さん、うかうか出来ませんよ(笑)!
主従が逆転しないよう、皆さんの奮起に期待したい。

「マタイ受難曲を歌いましょう♪」
http://music.geocities.jp/voice2001_kanagawa/matai1.htm


今後の練習予定(月2回 土曜日 午前10:00 ~ 12:00)
1月25日 あつぎパートナーセンター 4F 音楽室
2月8日 厚木勤労福祉センター 1F 研修室
2月22日 あつぎパートナーセンター 4F 音楽室
3月15日 厚木南公民館 ホールあさひ
3月29日 厚木勤労福祉センター 1F 研修室



 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。