福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

寄り道で稀少盤を見送りの巻

2014-06-15 01:15:02 | レコード、オーディオ
明日(正確には本日)のブルックナー#8の初稽古に備えて名古屋入りしている。

新幹線の時間まで間があったので、横浜は馬車道まで足を伸ばしての寄り道。

写真の通り、まずまずの収穫。

クリップス&ウィーン・フィルのブラームス#1がデッカ録音されていたことは、迂闊にも知らなかった。試聴したところ、クリップスとウィーン・フィルでしか味わえない薫り高い音色!

アバド指揮のプロコフィエフ「アレクサンドル・ネフスキー」は、昔、コーラスの一員として、岩城宏之先生の棒で歌った思い出の曲。ロシア語の発音、難しかったなぁ。

プレヴィン&ウィーン・フィルの2枚。シュトラウス「メタモルフォーゼン」とメンデルスゾーン「真夏の夜の夢」、デイヴィス&コンセルトヘボウ管のドヴォルザーク「新世界より」も、冒頭の1小節で心を奪われる。だいたい、良い演奏というのは一瞬でわかることが多い。恐らく、間違いなかろう。

ただ、一点。バーンスタインのメンデルスゾーンは後から調べたら、かなり安く出回っていて、ちょっとガッカリ。

実はこのほかに、相場が10万円はするアナログマニア垂涎の稀少盤が約2万円で店頭に飾られており、興奮を抑えつつ試聴まではした。しかし、残念ながら、溝が傷んでいるのか、強音が歪んだため購入は見送り。見た目は綺麗だったのに惜しまれる。
もしかすると、その歪みは試聴器のせいかも知れないのだが、ギャンブルは避けるのが賢明であろう。

因みにレコードは名古屋まで担いでくるのは流石にシンドイので、宅配便を手配。届くのが楽しみだ。

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