福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

長岡コーラスフェスティバル終了!

2013-12-08 18:26:03 | コーラス、オーケストラ
本年も無事に長岡コーラスフェスティバル終了。
長岡混声合唱団は、高田三郎先生の生誕100年を記念し、十八番の「雪の日に」と典礼聖歌「平和の祈り」。
先日の定期演奏会でも歌ったばかりの作品ですが、修正すべきところは修正し、より良い演奏となりました。

嬉しかったのは、定期演奏会を最後に退団を決意されていたテノールの団員さんが、客席で聴いて感動され、「やっぱり続けます」と継続を宣言されたこと。
音楽の力は偉大ですねぇ。


終演後。ピアニストの小山先生を囲んで。


リリックホール撤収中。


楽屋前の休憩スペース。


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2 コメント

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東京にてポゴレリチ (川田泰正)
2013-12-09 18:21:07
本番ご苦労様でした。
東京での演奏会があれば伺えるのですが
ご予定はあるのでしょうか。

私は福島さんの本番当日、東京にてポゴレリチの演奏会へ行ってきました。
ベートーヴェンプロだったのですが、前半の悲愴では
こちらの気分が乗らずいまいちだったのですが、
後半の熱情では集中力も上がり、チェリビダッケも
斯くやというほど、微に入り細に入り止るのではないかというテンポで濃密な演奏で感動しました。
24番のソナタも初めて聴いたのですがとても美しい演奏でした。
ポゴレリチは初めて聴きに行ったのですが、批評の
先入観もあってどうなんだろうという気持ちのまま、出掛けたのですが立派な演奏でした。
拍手に答えてのお辞儀も誠に丁寧で感心しました。
悪童も年とともに円熟したという事でしょうか。

それにも増して素晴らしかったのは川崎の演奏会におけるショパンのソナタ二番とリストでした。

ショパンは自分から進んで聴く作曲家ではないのですが、
葬送行進曲などはこちらの心臓が止まるのではないかというほど悲痛な表現でした。

それにも増して素晴らしかったのはリストです。
メフィストワルツをあのように表現できる音楽家が
他に居るとは思えません。
ピアノが本当の意味でクレシェントとディミニュエンドを
繰り返すのを私は初めて聴きました。
一生の中でこれ以上の演奏に出会えるとは思えません。

そして最後にピアノソナタです。
これ以上遅くはできないだろうというほどの微速前進で、リストの書いた音符をこれでもかと言うくらい明晰に
表現していました。
もう一度同じ演奏が聴けるのであれば、必ずもう一度
行かねばと思える演奏でした。

ポゴレリチ恐るべしと思った二晩でした。

長々と駄文失礼しました。
返信する
Re:東京にてポゴレリチ (福島章恭)
2013-12-09 23:14:38
詳細なレポートありがとうございました。
次の機会には何としとも聴きたいと思います!
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