大阪クラシック 第4公演
9月12日(日) 19:30
大阪市中央公会堂 中集会室
全席指定 1,000円
【指揮】福島章恭 【ピアノ・キーボード】小林千恵
【合唱】大阪フィルハーモニー合唱団
木下牧子/C.ロセッティの4つの歌(第3曲は割愛)
ラインベルガー/レクイエム 作品194
三善 晃編曲/唱歌の四季 (朧月夜/ 茶摘/ 紅葉/ 雪/ 夕焼小焼)
告知が遅くなりましたが、大フィル合唱団の「大坂クラシック」への出演情報をお知らせします。
来る9月12日(日) 19時30分 大阪市中央公会堂 中集会室に於ける第4公演です。
昨年は、かつてない大きな試みを予定していながら。コロナのために涙をのみ、本年はリベンジも込めての出演となります。
プログラムは、以下の3曲。
女声:木下牧子/C.ロセッティの4つの歌(第3曲は割愛)
混声:ラインベルガー/レクイエム 作品194
混声:三善 晃編曲/唱歌の四季 (朧月夜/ 茶摘/ 紅葉/ 雪/ 夕焼小焼)
本年は、コロナ感染症防止対策により、大所帯である大フィル合唱団全員がひとつのステージに乗ることは適いません。そこで、全体を2つの混声合唱団と1つの女声女声合唱団に分割し、3つのステージを組むこととしました。それおぞれが、約30名の編成となります。
オケ付きである大フィル合唱団としては、いずれも希有な選曲となりますが、とりわけ、女声のみのステージというのは珍しいと思われます。ホルスト「惑星」、マーラー「3番」への出演経験はありますが、コーラスとピアノだけという機会は、今後もそうそうないのではないでしょうか?
その御蔭もあって、レッスンはとても新鮮で、メンバー一同、生き生きと歌ってくれています。
もちろん、演奏が生き生きとするのは、木下作品の魅力あってのこと。
クリスティーナ・ロセッティによる生と死の境界線を行き来する詩の世界が、美しく格調高い音楽となっています(出演時間の都合で第3曲「それはなに」は割愛)。
混声のふたつのステージは、ラテン語による典礼音楽と日本語による唱歌を選びました。
ラインベルガーでは、なんといっても無伴奏二重合唱によるカントゥス・ミサop.109が最高傑作なのですが、それは、メンバー全員がひとつのステージに乗れるときまで待つとします。
「レクイエム」は、ラインベルガーならではの親しみやすさ、甘味で陶酔的なハーモニーによる佳作です。
三善先生の「唱歌の四季」は、個人的に、出版前に三善先生手書きのコピー譜で歌った懐かしい作品。そのときの指揮は、合唱界のレジェンド田中信昭先生でした。若き日に受けた田中先生の教えは、いまもわたしの中に生きていると思われます。
美しい日本の風土や日本人本来の心が描かれた5つの唱歌をもとに、三善先生が描き上げたファンタジーと言えましょう。
ピアノパートの美しさも特筆すべきで、小林千恵さんによる妙技にもご期待ください(今回は、ピアノ1台版による演奏になります)。
うっかりしていましたが、ウェブでのチケットの発売は9日(木)までのようです。
ご興味のある方は、どうぞお急ぎください!!
チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2121858&rlsCd=001