福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

いな少年少女合唱団との幸せな出会い 「マタイ受難曲」東京公演に向けて

2015-11-04 01:33:45 | コーラス、オーケストラ

 

順序は逆になったが、11月1日(日)の夕方、長野県伊那市の「いな少年少女合唱団」の練習にお邪魔した。

伊那市ご出身のピアニストである小沢さちさんの仲介により、来る1月30日(土)の「マタイ受難曲」東京公演にご出演願うことになったのだ。

八王子より特急あずさで2時間、かつて教えた音楽教室のある岡谷から、飯田線で豊橋方面へ南下すること約50分、伊那市に到着。この地に立つのも34年ぶりで、殆ど景色の記憶はなかった。

レッスンは幸せなものだった。

子どもたちの無垢な歌声の素晴らしさは、ご指導の山岸めぐみ先生の薫陶の賜物。

東京、厚木、長岡の大人組もうかうかしていられないぞ。

その日のうちに帰宅することもできたのだが、久しぶりの信州ということで、下諏訪の温泉宿にて骨休め。

無色透明の単純泉は、掛け流しで身も心もジンワリと温まった。露天風呂では信州ならではの冷たい空気が心地よい。

    

軒につるされた干し柿を眺めつつ、美味しい朝食。普段は朝食を抜くことの多いわたしだが、こんなときばかりは食べなきゃ損。

 

食後は氷雨の中、諏訪大社下社秋宮へ参拝。

素敵な出会いの数々を感謝すると共に、東京~ライプツィヒの「マタイ受難曲」公演の成功を誓った次第。

 

ところで、自分で指揮をしていたので、いな少年少女合唱団のみんなとの写真がない。

どなたかに撮って頂くか、レッスン後に記念写真でも撮るべきだったなあ。

それは次の機会に。本番前にはもう一度、伊那に訪れようと思う。

  

 

 

   

 


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