Bruckner Sym. No.8 3rd mov. AKIYASU FUKUSHIMA cond. Orchester der Aichi Festspiele
間もなく、愛知祝祭管とのブルックナー8番コンサートから2年ということで、その第3楽章の映像はを貼っておきます。同じハース版を用いた朝比奈先生より遅いテンポということになりますが、その遅いテンポを支えてくれた愛知祝祭管のメンバーには賞賛と感謝の言葉しかありません。
実は、この第3楽章あってこそ、福島章恭という音楽家の今があります。この演奏の前と後では、自分の呼吸法がまったく変わってしまったからです。ブルックナーの音楽が思いも寄らない境地に導いてくれたのです。もちろん、いまのわたしは、このときよりも少しは進化(深化)しているので、さらに別の次元のブルックナーを振ることが出来るでしょう。その機会の与えられることはある、と信じているところです。
全編30分を超す長尺ですので、お時間のない方は、24分11秒ころより24分30秒くらいまでをご覧にください。