合唱稽古初日を終え、シュテファン大聖堂音楽事務所、清水一弘氏のFacebook記事をそのまま転載致します。
日本国内では、ときおり心無い(或いは無知な)人々に「こんなことして、何の意味があるの?」と揶揄されることもある福島体操の意味が、ウィーンで評価されたことを喜びたいと思います。
『本日、大阪、名古屋、長岡、厚木、東京、仙台からお越し頂いた120名様の合唱団による第一回目リハーサルをクワハウス内で拝聴いたしました。
シュテファン大聖堂クワハウスは、1365年、今から652年前にウィーンで初めて大学という組織が誕生した時の校舎でした。
現在は、シュテファン大聖堂聖職者達がお住まいになっており、礼拝堂があり、演奏会のリハーサル、神学部の授業、企業レセプションなどが行われる場所です。
福島 章恭先生指揮の下、気合の入った2時間のリハーサルは、この演奏会企画に3年4か月の歳月を費やしてきた者として、とても感慨深いものがあり、数フレーズ拝聴して、魂のこもった演奏に涙が止めどなく流れました。
福島 章恭先生は9年前よりも、
すべてにおいて遥か先をいっており、
とてもうれしかったです。
正直、私の気持ちとしては、日本の合唱団の皆様だけで5日零時の本番を歌って頂きたいぐらいです。
それぐらい、音楽のクオリティーと完成度が高かったです。
我々は、農耕民族のDNAを持っており、足の重心が通常かかとにあり、
どうしても猫背になってしまい、
骨盤が後ろへ傾く傾向にあります。
すると肩やノドの周りの筋肉に力が入り、慢性の肩こりとなる要因になります。
このかかと重心で、西洋音楽を歌うと、西洋の自然な発声法でないため、
ソバ鳴りという現象が起きてしまうのです。
首の周りの筋肉に力が入るため、ニワトリの首を絞めたようなお声になります。笑
西洋音楽は、西洋で生まれたものです。
西洋人の場合、狩猟民族のDNAにより、つま先内側親指重心に自然となっており、骨盤が前傾となっています。
お尻が、キュッと上がっている状態です。
ですので、肩こりになる方が殆どいません。体型も寸胴ではなく、逆三角形やくびれのある美しい体型となり、
つま先重心により、喉の周りの筋肉が緩むため、お声を遠くまで美しく飛ばすことが可能になります。
西洋人には、つま先重心は当たり前に出来ることです。
本日のリハーサルを拝聴して、私が一番驚いたことは、120名様全員の足の重心が常につま先親指内側にあり、姿勢が猫背の方が一人もいらっしゃらなく、お声が美しく共鳴していたことでした。
シュテファン大聖堂後方までお声がクリアに美しく飛ぶ発声法でした。
まるでストラディバリの音色を聴いているようでした。
各都市合唱指導者のご指導が、いかに素晴らしかったかすぐに理解できました。
ご尽力を頂きまして誠に有難うございました。
本日クアハウス内で、クリスマスパーティーが開かれておりましたが、オーストリアの方が、リハーサルでの素晴らしいレクイエムに感動され、リハーサル室へいきなり入ってこられ、美しい音楽をありがとうございます!と皆様の前でご挨拶し、福島 章恭先生にクリスマスプレゼントまでお渡しされました。
クアハウス内の最上階に住む聖職者達へ、魂のこもったモツレクがフォースと共に届いたと思います。
第一回目のリハーサルで
世界中からお越しになる超マニアックなモーツァルトファンの魂を揺さぶる
モツレクになると確信した次第です。
彼らは、本番で確実にやってくれると思います。
明日も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
シュテファン大聖堂専属音楽事務所 Kunst und Kultur ohne Grenzen プロデューサー 清水一弘』
日本国内では、ときおり心無い(或いは無知な)人々に「こんなことして、何の意味があるの?」と揶揄されることもある福島体操の意味が、ウィーンで評価されたことを喜びたいと思います。
『本日、大阪、名古屋、長岡、厚木、東京、仙台からお越し頂いた120名様の合唱団による第一回目リハーサルをクワハウス内で拝聴いたしました。
シュテファン大聖堂クワハウスは、1365年、今から652年前にウィーンで初めて大学という組織が誕生した時の校舎でした。
現在は、シュテファン大聖堂聖職者達がお住まいになっており、礼拝堂があり、演奏会のリハーサル、神学部の授業、企業レセプションなどが行われる場所です。
福島 章恭先生指揮の下、気合の入った2時間のリハーサルは、この演奏会企画に3年4か月の歳月を費やしてきた者として、とても感慨深いものがあり、数フレーズ拝聴して、魂のこもった演奏に涙が止めどなく流れました。
福島 章恭先生は9年前よりも、
すべてにおいて遥か先をいっており、
とてもうれしかったです。
正直、私の気持ちとしては、日本の合唱団の皆様だけで5日零時の本番を歌って頂きたいぐらいです。
それぐらい、音楽のクオリティーと完成度が高かったです。
我々は、農耕民族のDNAを持っており、足の重心が通常かかとにあり、
どうしても猫背になってしまい、
骨盤が後ろへ傾く傾向にあります。
すると肩やノドの周りの筋肉に力が入り、慢性の肩こりとなる要因になります。
このかかと重心で、西洋音楽を歌うと、西洋の自然な発声法でないため、
ソバ鳴りという現象が起きてしまうのです。
首の周りの筋肉に力が入るため、ニワトリの首を絞めたようなお声になります。笑
西洋音楽は、西洋で生まれたものです。
西洋人の場合、狩猟民族のDNAにより、つま先内側親指重心に自然となっており、骨盤が前傾となっています。
お尻が、キュッと上がっている状態です。
ですので、肩こりになる方が殆どいません。体型も寸胴ではなく、逆三角形やくびれのある美しい体型となり、
つま先重心により、喉の周りの筋肉が緩むため、お声を遠くまで美しく飛ばすことが可能になります。
西洋人には、つま先重心は当たり前に出来ることです。
本日のリハーサルを拝聴して、私が一番驚いたことは、120名様全員の足の重心が常につま先親指内側にあり、姿勢が猫背の方が一人もいらっしゃらなく、お声が美しく共鳴していたことでした。
シュテファン大聖堂後方までお声がクリアに美しく飛ぶ発声法でした。
まるでストラディバリの音色を聴いているようでした。
各都市合唱指導者のご指導が、いかに素晴らしかったかすぐに理解できました。
ご尽力を頂きまして誠に有難うございました。
本日クアハウス内で、クリスマスパーティーが開かれておりましたが、オーストリアの方が、リハーサルでの素晴らしいレクイエムに感動され、リハーサル室へいきなり入ってこられ、美しい音楽をありがとうございます!と皆様の前でご挨拶し、福島 章恭先生にクリスマスプレゼントまでお渡しされました。
クアハウス内の最上階に住む聖職者達へ、魂のこもったモツレクがフォースと共に届いたと思います。
第一回目のリハーサルで
世界中からお越しになる超マニアックなモーツァルトファンの魂を揺さぶる
モツレクになると確信した次第です。
彼らは、本番で確実にやってくれると思います。
明日も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
シュテファン大聖堂専属音楽事務所 Kunst und Kultur ohne Grenzen プロデューサー 清水一弘』