今宵の真夜中の音楽。
グリュネンヴァルトによるバッハ・オルガン曲全集 全6巻(各4LP) 仏resonances レーベル
録音: 1957 - 62 (mono)
元々第4巻のみ所有していて、愛聴してきたところ、この度、知人より破格にて全巻を譲り受ける。
早速、クラヴィーア練習曲集、トリオ・ソナタ集などを聴いたが、遅めのテンポに太い骨格。そこに得も言われぬ風格があって、妙に波長が合う。この波長が合う、というのが大事なところ。
ヴァルヒャやアランより、好きかも知れないなぁ。
モノーラルではあるけれど、録音は超優秀で、下手なステレオなら出る幕のないほど。
このレコード入手を決めたのが、超レア盤であるドゥヴィ・エルリーの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ仏Ades盤3枚揃いと出会う直前。
(エルリーのディスクについては、到着し、聴いてから感想を書きます)
巡り会う順序が逆だったら、資金面からこちらグリュネンヴァルトの方を諦めていただろうから、却って良かったのかも知れない。
なお、グリュネンヴァルトの勇姿をニコニコ動画で拝むことが出来るのは幸いである。
これは、感動もの!