今宵は大阪フィル会館にて、シモーネ・ヤングさんとのブラームス「運命の歌」オケ合わせ。一昨日、昨日と日を重ねる毎にオーケストラの響きも素晴らしくなってきた。コーラスも良い感じに仕上がり、明日、明後日の本番の成功は疑いないところである。
シモーネさんの感動的な練習後には、コンマスの崔文洙さんとの熱い語らい。崔文洙さんとかしこまって書いたけれど、本当は崔君、福島君と呼びあう仲。というのも、桐朋学園時代に共に学んだ(彼の方が年下だが)同窓生なのである。
卒業から30年の時を経て、こうして仕事をご一緒できるのは有り難く、嬉しいこと。とびきり美味のパスタを頂きながら、今後の夢や展望について語り合った。もつひとつの楽興の時とも呼べるだろう。
因みに、崔さんは、来年3月5日(日)の新潟県長岡に於けるモーツァルト「ジュピター」&「レクイエム」のコンサートマスターでもある。旧友の願いを快く引き受けてくれたことを感謝するとともに、今から楽しみなところである。
さて、コーラスとの合わせの前には、第2交響曲の練習を聴かせて頂いたが、超弩級の名演となることは間違いない。今回は是非とも初日を聴いて頂き、さらに二日目も聴いて頂きたい。