いよいよ29日、30日の大フィル「第9」シンフォニーの夕べをもって、本年の音楽活動を納めるわけだが、それに先立つ24日(土)、やまと国際オペラ協会による「第九」&「メサイア」抜粋公演の指揮をさせて頂いた。
第九については、待望の初指揮である。
本来、本年2月27日(日)に東大和市民合唱団「第九を歌う会」の指揮台に立つ筈であったが、公演3日前に発症したコロナにより涙を吞んだのは記憶に生々しい。音楽家にとって、自分のコンサートを他人に譲ることほど辛いことはないのだが、今回はリベンジを果たすべく、さらに10か月の準備を経て、無事に本番を迎えることができた。まさに、感無量である。
今回、やまと国際オペラ協会の長谷部浩士会長から託されたのは、本番の出来栄えはもちろんであるが、合唱団の実力を向上させること。その意味でも、5月から重ねられたレッスンには大きな成果があり、前回のモーツァルト「レクイエム」に較べ、大きく前進できたと思う。
本番は、控えめに言っても大成功!
それには、コンサートマスター相原千興氏の率いるやまと国際フィルハーモニー管弦楽団の献身によるものは大きい。
いずれ本番の映像も上がってくるとは思われるか、まずは、当日のゲネプロより一部をアップしておこう。第1楽章の冒頭と終盤、そして第3楽章の終盤間際まで。
※なお、これらはスマホ=XPERIAによる撮影です。