大阪フィル第500回定期二日目、成功裡に終わりました!
マエストロ道義の集中力も見事で、大阪フィルハーモニー合唱団はオーケストラ共々持てる力を十二分に発揮しての見事なパフォーマンスとなりました。
今回は、ボクが大阪フィルのお仕事に携わって以来、オーケストラとの一体感のもっとも高まった演奏会だったと思われます。
三浦一馬さんによるバンドネオンも、より一層心の襞の深いところを震わせてくれる名演。痺れました。
決して初日に手を抜いたわけではないのですが、二日目の今日はそれを大きく凌駕する演奏会となりました。
後半の「エロイカ」も、道義先生の渾身のタクトにより、自由でありながら骨のある見事な演奏。実によい1日でした。
さあ、次は大阪クラシックのブルックナー・ミサ曲第2番。バカロフのミサ・タンゴとは、何から何まで異なる聖なる音楽。さて、どこまでの高みにゆくことができるでしょう。