数ヶ月前、巨人のフロントが原に監督の就任を要請しているらしいというのでエントリーを書いた。
信じられないような気持ちで反対する意見を書いたのだが、たしかそのとき「その報道が確かなら」というような但し書きを書いた。
その後、その報道は否定されたように思っていた。
星野なども取りざたされたが結局原で決まって就任記者会見も先ほど少し見た。
ここまでくるとこの話しは「誤報」ではなくなってしまったようだが、
あれだけのことがあって二年程度でまた監督をやれと言うほうも言うほうだが、何のためかは知らないが、おぼろげに想像はつくが、とにかく、やるほうもやるほうだ。
そして、記者会見の内容だが、
とにかく優勝!
とか、
最後まで戦い抜く!
などとと言っていたようだが、これではまるで
選挙に立候補する人の記者会見みたいではないか。
原も堀内も納得してやっているのか。
もし、また成績が振るわなかったらまたまた今度は堀内が出てくるのか???
どうも当事者の誰一人としてこの経緯に異議を唱えているものがいないようなのはとにかく私には不愉快極まりない話だ。
江川などもマスコミの間では候補に上がったりしているが、どうも本心はやりたいような雰囲気に思われたシーンもテレビで見た。
私は王・長嶋の時代の巨人フアンであって今の野球には全く詳しくないが、とにかく巨人は
ある意味落ちるところまで落ちた?のだから、とにかく優勝しなければ!
という脅迫観念から一度解脱を試みて
「一から」とまでは言わないが、若い選手を育てるということをしてみたらどうなのか?
いつだったかぺタジーニを獲得したときにナベツネが「来年も優勝だね。悪いけど」などと言っていたが、巨人というのは落合をとった頃から大物を金でとる傾向に拍車がかかってどうしようもなくなった。
全盛時代の大物というのはようするにそこから先は没落してゆく可能性が高いわけで、けがなども全盛時代を過ぎれば増えるのも道理だろう。
昔の巨人を崇拝していた者にとっては、今の巨人は全く嘆かわしい。
文中敬称略