こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【『確かさ』がない】

2020-01-14 22:34:00 | 生き方
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

毎月第一第三火曜日授業
(2020年1月のみ第二第四火曜日)
無料体験は
ホームページからご連絡ください
フェイスブックでつながっている方は
メッセンジャーからどうぞ
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居の仕事も、ホームページから問い合わせください。

こくご食堂、今日のお話は
【『確かさ』がない】

1月11日(土)夜のNHKの番組を録画しました。

NHKスペシャル
「認知症の第一人者が認知症になった」
1月11日(土)夜21時
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20200111

どうしても見たかった番組でした。
この番組が放送されると知り、すぐに家族にラインをしました。
「だれかこの番組を録画してください。」

在宅中の次男が録画をしてくれました。

この放送をみたのは、翌日日曜日の深夜でした。

長谷川一夫さん。医師。認知症の第一人者。
昔は、『痴呆症』と呼ばれていましたが『認知症』という言葉にした一人でもあります。介護している家族の負担軽減のため、デイサービスの普及にもつとめたそうです。

何より、認知症と思われる方が受けるテストがあります。これは、長谷川式といって、ものわすれ科や介護保険の調査にくる方が実施しています。

認知症になった今。インタビューではこの言葉が心に残りました。

「『確かさ』がないんだよね。」

『確かさ』
考えたことがありませんでした。時々(いや、頻繁に)やってしまうことがあります。それは、家のベランダの鍵を閉めたかな?または、やかんを点火したままだったかな?他には、電気ストーブの電源を切ったかな?

家からかなり離れてしまって気がつき戻ったことがあります。

「あれ、どうなったなか?」
と考えている時の恐怖感といったらありません。現場にもどり確認すると、火や電源はきえているし、ベランダの鍵も閉まっているのです。ここで、『確かさ』を得られます。

認知症になった長谷川先生は、この「確かめ」をしても、「確かめ」をした記憶がなくなり不安になるのです。そして、「確かめる」→「確かめたことを忘れる」→「確かめる」のループになるのです。

要するに、「あれ、どうなったかな?」と考えて恐怖になっている状態が延々と続いているのです。

長谷川先生は、認知症の医師として、ご自分のことを記録します。

ご自分が認知症になる前。介護するご家族の負担軽減のために、デイサービスに通うことを提唱していたのですが、長谷川先生ご自分は、
「施設にいくのは嫌だ。」
と言うのです。
「あそこにいても、孤独だから。」
というのです。

長谷川先生を認知症の研究にのめりこんだのには、ある患者との付き合いがありました。

その患者さんは、男性。元々寡黙な方でしたが、認知症になってから会話をしなくなりました。何をかんがえているのだろうか?長谷川さんはそう考えました。ある日。五線譜に書かれた患者さんの心のうち。心の声を目にしたのです。

それを見てから、長谷川さんは認知症にむきあうことを心に決めたそうです。

そして、認知症の現在の長谷川先生。御自分の考えなどを記録し続けています。

認知症になり何故会話をしなくなるか?分からないことが多すぎて、それを確認する。確認することで、家族や近くにいる方々に迷惑をかけてします。それなら話をしないほういいと考えてしまう。という循環があるようです。

認知症の研究をしてきたけれど、認知症にならないとわからないことがある。

この言葉はとても重い言葉でした。

なんだかとても胸が苦しくなって、涙が流れていました。『確かさ』のない世界とはなんだろう。『不安』と『恐怖』。そこから殻に閉じこもってしまうでしょう。

長谷川先生は、時々ユニークなことを言って家族に笑いを提供します。昔から、そういう方だったそうです。

とても大切なことは『笑い』かもしれないです。
できる限り「笑わせて」いこう。
できる限り「笑って」いこう。

そこに認知症と共存するヒントがあるように思いました。




国語作文教室IN川崎
こくごレストラン
武蔵中原徒歩10分
神明神社教室
万引き家族撮影現場
第一第三火曜日
2020年1月のみ
第二第四火曜日
体験授業受け付け中
https://www.kokugoresutoran.com/



▲12月は5.7.5カルタをつくりました


二子新地駄菓子の木村屋イベントスペース
★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
1月22日
2月12日
2月26日
14時~17時
時間変更です
冬時間
二子新地駄菓子の木村屋
https://www.facebook.com/dagashinokimuraya/
ふらっと二子新地
https://www.facebook.com/groups/1385944758198218/
紙芝居やワークショップの内容はここから!
紙芝居の後はあやとりで遊びます!

▲ロングあやとり
もちつきをしました

▲冬は焼き芋販売があります



★武蔵新城 千年温泉
1月18日(土)
ご家族でお風呂にはいろう!
そして、紙芝居を見よう
入場料(お風呂に入ったかたのみです)
・4歳以上100円
・0歳から3歳無料
(保護者の方はご引率ください。
そのさい、大人の方は)
1幕20分
1幕目 18時~18時20分
2幕目 18時30分~18時50分
https://www.facebook.com/pages/
https://chitose-onsen.com/
銭湯クイズ!銭湯紙芝居!
紙芝居の後は折り紙で遊びます

▲おふろのあとは
コーヒー牛乳

▲かわいいお客様
兄妹さんでした

▲紙芝居のあとはおりがみで
遊びます




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こくごレストラン
目玉のおもちゃ
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【松田のマヨネーズと確率】

2020-01-14 00:50:00 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

毎月第一第三火曜日授業
(2020年1月のみ第二第四火曜日)
無料体験は
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こくご食堂、今日のお話は
【松田のマヨネーズと確率】

日曜日は実家の両親のところにいました。

午前中から用事をすませて、ふと携帯電話をみていると、当日のイベントの情報がでてきました。

横浜で開催されている「第62回ケアカフェよこはま」。

去年一度参加しました。桜木町なので、実家からは30分もあれば行くことができます。

京浜急行日ノ出町で下車。もみじ坂までかなりの速足で向かいました。

会場に到着すると、すでに始まっていたので、後方の席につきました。

今回のテーマは「食べることってなんだろう?」

テーマにそって、テーブルごとに座談会をします。

▲アットホームな雰囲気


最初のグループの方々と会話を始めました。
以前、デイサービスの内容を読んでいて、口の動かし方をするということに興味がありました。そこで、デイサービスの方に質問してみると、
「話をしていないと、食べることができなくなるのです。」
食べることができなくなると、飲み込むことが困難になります。そこで、口を動かす練習をするのです。

究極は、じゃべっていないと食べることが難しくなるそうです。

私達は、自然に会話をして、お腹がすけば食べて、飲み込むことができます。そんなことも高齢者になると難しくなるということです。

その話から、
「飲み込めなくなると、誤嚥性肺炎になるのよ。」

食べることはとても大切です。

動脈硬化を防ぐ食べ物の話題から、食前に生のキャベツをたべるといいという話題に飛びました。そして、
「生のキャベツに松田のマヨネーズがいいんですよ。」

「え?松田のマヨネーズ?」
「そう。」

乳化剤が少なく、とても美味しいとのことでした。

そこで携帯電話で検索すると、すぐにでてきました。

それから、話が入ってこなくなりました。
「松田のマヨネーズってなんだろう?どんな味だろう?」

価格は通常のマヨネーズの倍くらいするそうです。頭の中は「松田のマヨネーズ」で一杯になりました。

グループがかわって、車椅子普及の仕事をしている方からお話をうかがいました。先週武蔵新城の「いりょう・かいご座談会」でも、車椅子の話題でした。とてもタイムリーなのでびっくりしました。

すると、「いりょう・かいご座談会」で御一緒した方が、この会場にやってきました。

「あれ。こんにちは。」

「こんにちは。」

その方は、毎回このケアカフェに参加しているわけではなく、お会いする確率はとても低いそうです。前回参加したときは、いらっしゃいませんでしたから。

会が終わり、記念撮影と片付けを始めると。

「まみさん。」
聞き覚えのある声を笑顔の女性が二名。

「まさこさん!」
ほっこりカフェで御一緒しているまさこさんと、みどりさんにばったり遭遇です。

隣のブースでアロマをやっているな、と横目で見ていましたが、ついたてがあり、むこう側を観えませんでした。そこに座っていたそうです。

再会を喜びあっていると、まさこさんが
「これ。」

といって、オリジナルハンドクリームをくださいました。

▲ハンドクリーム


▲ほっこりカフェのメンバー


今回はみどりさんの友達のつながり、まさこさんが参加しているイベントで、何年も続けているそうです。それでも、回数おおいわけではありません。ケアカフェも、私が一度参加したときは、もっと遅い時間でした。この偶然。まさこさんや、Mさんにお会いする確立は、とても低いものです。


そうなると、野生の感が働いたのでしょう。

とても幸せな気分で実家にもどり、夕飯の支度をしてかた帰宅しました。

近所のスーパーで買い物をしていると、
「ないだろうけど、松田のマヨネーズ、探してみよっと。」
マヨネーズ売り場にいくと・・・・

なんとありました!

即購入。

▲松田のマヨネーズ


帰宅して、さっそくキャベツにつけて家族で全員でいただきました。これは、長男の好きな組み合わせです。

夜寝る前。まさこさんのハンドクリームを手の甲にのせてみました。ふんわり優しい香りにつつまれました。

▲蓋にシール


追伸
松田にマヨネーズを教えてくださった方からいただいたお菓子

▲あんず姫

甘すぎず、とてもおいしかった。長野県では、お土産の定番だそうです。

他に、そら豆醤油も美味しいそうです。これも調べてみます。



国語作文教室IN川崎
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第一第三火曜日
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第二第四火曜日
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二子新地駄菓子の木村屋イベントスペース
★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
1月22日
2月12日
2月26日
14時~17時
時間変更です
冬時間
二子新地駄菓子の木村屋
https://www.facebook.com/dagashinokimuraya/
ふらっと二子新地
https://www.facebook.com/groups/1385944758198218/
紙芝居やワークショップの内容はここから!
紙芝居の後はあやとりで遊びます!

▲ロングあやとり
もちつきをしました

▲紙芝居の黒電話と
リアル黒電話

▲やきいも販売しています


★武蔵新城 千年温泉
1月18日(土)
ご家族でお風呂にはいろう!
そして、紙芝居を見よう
入場料(お風呂に入ったかたのみです)
・4歳以上100円
・0歳から3歳無料
(保護者の方はご引率ください。
そのさい、大人の方は)
1幕20分
1幕目 18時~18時20分
2幕目 18時30分~18時50分
https://www.facebook.com/pages/
https://chitose-onsen.com/
銭湯クイズ!銭湯紙芝居!
紙芝居の後は折り紙で遊びます


▲千年温泉マスコット
シュガー君

▲千年温泉マーク

▲かわいい兄妹でした

▲紙芝居の後はおりがみであそびます




インスタグラムmasasayama
こくごレストラン
目玉のおもちゃ
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