こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[ヨコハマ トリエンナーレ]

2017-08-10 05:00:00 | こくご日記
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[ヨコハマ トリエンナーレ]です。

昨日の天気予報では、この夏最高の猛暑になるとのことでした。倒れてはいけないので、飲み物をたくさん用意して桜木町へいきました。目的は、[ヨコハマ トリエンナーレ 2017島と星座のガラパゴス]別件で行ったのですが、赤レンガでやっていた美術展をみてきました。


▲ トリエンナーレのチラシの表紙


平日なのですいていてゆっくりみることができました。中でも、クリスチャン・ヤンコフスキーという作家の作品が印象的でした。重量挙げのポーランド代表チームの現役選手が、ワルシャワ市内の歴史的人物の彫刻を持ちあげようとする「重量級の歴史」という映像。重量挙げのユニフォームで、出てきた数人で銅像を持ちあげるのです。その映像をみて、中学の時の出来事を思い出しました。


▲ トリエンナーレのチラシ



部活動の時間、遠くから「エッサーエッサー」と掛け声がしています。男子が5,6人で掛け声をかけています。近づく声に目をむけると、柔道部の部員が社会のK先生の軽自動車を持ち上げて運んでいるのです。まず、軽自動車が持ち上がることに、驚きです。他の部活動の生徒も唖然としてみています。その軽自動車を校舎に立てかけることで、フィニッシュ。

持ち挙げるという動作には、持ち挙げられているものへ勝ち表現をしているように感じました。K先生の車は、柔道部の生徒に負け、ワルシャワの歴史人物の彫刻は、重量挙げの選手たちに負けたのです。

今回の赤レンガの展示作品は、絵画、映像を融合したものが多く、とても刺激的でした。
私のように、昔を思い出して、そのことと目の前の事象をつなげるのは、「こくご」の力です。暑い日が続きます。たまには美術展に足を運び、非日常を体感して「こくご」の力を養ってください。

あの後、K先生の車はどうなったのでしょうか?

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