こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[もちつき]

2017-12-28 18:36:12 | 本紹介
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[もちつき]です。

お米を作っている友達に、年末にもちつきをするからおいで。と誘っていただいたので、行ってきました。

友達のWさんは、前日からもち米をつける準備をして大変でした。今朝はとても寒さでそとの水道も凍ってしまったらしく予想外のことが満載でした。到着すると、Wさんにそっくりな女性がいて、とても気さくにお話してくださいました。しばらくして、Wさんの妹さんだと聞いてびっくりしました。
台所には、大きなもちつき機があります。わたしは初めてみました。一回に蒸しているのは二升。我が家も沢山ご飯をたべるので一升ご飯を炊いていましたが、二升にはびっくりです。外で、もちごめを計っている一升枡をみせていただきました。大山で購入されたそうです。

▲一升のマスともちごめと大きなざる


このもち米を薪の釜で蒸して、この機械に入れてもちつき開始です。もちつきが終了すると、持ち袋に入れます。この持ち袋、Wさんの家の辺りでは販売されているそうです。この袋にいれてから、袋に爪楊枝で空気の抜ける穴をあけてビニールテープで封をして、太い麺棒で延ばします。ここで平らになるようにのばすのが、難しかったです。一枚ののし餅に二升のもち米が使われていると初めて知りました。

▲薪でもち米を蒸しているところ
火の番はWさんのご主人


▲大きなもちつき機とつきあがった餅


▲餅袋に入れて、のしているところ


▲もちつくりの贅沢
たきたてのもちごめ・甘くておいしい


それから、Wさんの知り合いの幼稚園年長のお嬢さんと小学3年生の男の子がきました。一生懸命手伝いをしてくれました。そして、この年長のお嬢さんの話がとても素晴らしかった。こと細かくお話ができるし、落ちもついています。一緒に来たおばあ様の話では、保育園の学芸会でも名プロデユースをしていたそうです。自分の意見がはっきり言えない子供が増えている中、日本の未来に光をみたような気がしました。

さて、もちつきが終わって、外でバーベキューになりました。大根おろしにネギと醤油をつけた餅、あんこの餅、きなこの餅。とてもおいしかったです。山賊焼きというお肉や、エビ、ウインナーなど沢山いただきました。このバーベキューの火の管理は、小学三年生の男の子がやってくれました。

▲上からあんこの餅・大根おろしの餅・きなこの餅



▲野菜たっぷりの豚汁


▲バーベキューの準備


Wさんの庭には、大きな夏ミカンの木があります。その夏ミカンで、Wさんのお嬢さんが「オランジェット」を作っていました。夏ミカンの皮を3回から4回ゆで、皮と同量の水と砂糖で煮詰めたものにブラックチョコをつけたものです。幼稚園のお嬢さんもお手伝いしていました。帰りにおミヤギにいただきました。

▲たわわに実った夏ミカン



▲お嬢さん特製オランジェット


お孫さんを連れたおばあ様は、まだお若い方でしたが、ご自宅のお飾りをつくりに来ていました。Wさんの地域では、お米の粒のついた穂でお飾りをつくるので、飾っておくと、次の日にはお飾りの下にすずめたちの食べカスが落ちているそうです。とても素敵ですよね。

Wさん長男の高校時代の野球部の友人なのですが、以前に息子達がバーベキューにおじゃましていました。その時街の子供たちは、餌をつけることができない、釣った魚から針を抜くことができいで大騒ぎしていたそうです。Wさんの妹さんのお世話になったそうで、御礼が言えてよかったです。
「帰るとき、野球部らしく車から降りて大きな声で挨拶してくれましたよ。」
と言っていただきました。外で見せている息子の一面を知りました。

いつもあくせく過ごしていますが、時間が経つのもゆっくたりしていたWさんの家。そして年中行事が残っている地域でのびのびそだっているお子さん達も幸せだなと思いました。また来年も来てね、と言っていただいたので、来年はもっと動けるようになりたいと思いました。

▲手芸なんでもやるWさん
途中でハ―バリウムもやらせていただきました
ほんとにありがとうございました





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