はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[舌の記憶]です。
伊勢佐木町に行く機会が多かった今年。ヨコハマ伊勢佐木町の有隣堂書店横細みちにあった店で、父がシュウマイを買ってくれました。アツアツを持ち帰り、食べたそのシュウマイのおいしかったこと。一粒が大きく、醤油をつけなくても味がしっかりついていて、大きなシュウマイでした。当時とても小さかった私は、またあのシュウマイが食べたいと言えず、すっかり記憶から消し去られていました。有隣堂のわき道を歩いていて、ふと、
「ここで父がシュウマイを買った。中華風店構えで、父が並んでいる間母と待っていた記憶がふーっとわいてきました。父に聞いても覚えていないと言われました。そこで、仕事の休憩時間にインターネットで調べてみました。伊勢佐木町・シュウマイ。するとでていてきました。「ヨコハマ博雅」です。今は神大寺で販売しているようです。今年の親戚への年始にはこのシュウマイにしようときめました。
山下町の外国人居留地で1881年に創業し、1899年に伊勢佐木町に移転しました。伊勢佐木町では、「博雅亭」という食事のできる店で、後に親戚が野毛に出店しました。野毛の店の評判がよく、横浜高島屋で「シウマイ」の販売になったそうです。横浜高島屋も撤退した今は、この神大寺の店で販売しています。この店では、シュウマイではなく「シウマイ」というようなので、以後「シウマイ」と書かせていただきます。
詳しくは「はまれぽ」をご覧ください。
「はまれぽ」によると、私の記憶している有隣堂の横にあった店は、文献による記載もすくなく、本家の方によると関係ないとのことで、謎の店になっていました。
お店に行くと、女性の店員さんが商品説明してくださいました。無添加で手づくりをしているとのこと。そして、小さい頃食べてわすれられなかったという話もしました。とても楽しい方でした。
今回はこの「シウマイ」を絶対美味しく食べたいので、鍋でふかすことにしました。しまってあった鍋のふかし機をひっぱりだして、フキンをしいてふかしました。今回は、伊勢佐木町の味として販売していた「海鮮シウマイ」と、「肉シウマイ」とを食べました。私の記憶では、この「肉シウマイ」が思い出の味でした。醤油は不要で、とても深い味がします。もしも、舌の記憶違いだとしても、このシウマイは間違いのないおいしさです。そして、シュウマイ独特の臭みがまったくありません。インターネットでも販売していますが、店のほうが安くなっているので、お近くに行ったときには是非横浜の味、博雅のシウマイをおためしください。
ヨコハマ博雅ホームページ
それにしても、時々私の食べ物に対する思い出に驚くことがあります。親戚のおばさんの美味しかった料理の話をしたときに、その娘さんが、「けんちん汁と甘い御赤飯だけは、母の得意料理でした。」と言われました。とりわけ美食家というわけではありませんが、自分がおいしいと思ったものは絶対に忘れないようです。今回思い出のシウマイ食べることができて、「博雅」の歴史から横浜の歴史にも触れることができて、とても楽しく美味しかったです。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[舌の記憶]です。
伊勢佐木町に行く機会が多かった今年。ヨコハマ伊勢佐木町の有隣堂書店横細みちにあった店で、父がシュウマイを買ってくれました。アツアツを持ち帰り、食べたそのシュウマイのおいしかったこと。一粒が大きく、醤油をつけなくても味がしっかりついていて、大きなシュウマイでした。当時とても小さかった私は、またあのシュウマイが食べたいと言えず、すっかり記憶から消し去られていました。有隣堂のわき道を歩いていて、ふと、
「ここで父がシュウマイを買った。中華風店構えで、父が並んでいる間母と待っていた記憶がふーっとわいてきました。父に聞いても覚えていないと言われました。そこで、仕事の休憩時間にインターネットで調べてみました。伊勢佐木町・シュウマイ。するとでていてきました。「ヨコハマ博雅」です。今は神大寺で販売しているようです。今年の親戚への年始にはこのシュウマイにしようときめました。
山下町の外国人居留地で1881年に創業し、1899年に伊勢佐木町に移転しました。伊勢佐木町では、「博雅亭」という食事のできる店で、後に親戚が野毛に出店しました。野毛の店の評判がよく、横浜高島屋で「シウマイ」の販売になったそうです。横浜高島屋も撤退した今は、この神大寺の店で販売しています。この店では、シュウマイではなく「シウマイ」というようなので、以後「シウマイ」と書かせていただきます。
詳しくは「はまれぽ」をご覧ください。
「はまれぽ」によると、私の記憶している有隣堂の横にあった店は、文献による記載もすくなく、本家の方によると関係ないとのことで、謎の店になっていました。
▲横浜神大寺の博雅
お店に行くと、女性の店員さんが商品説明してくださいました。無添加で手づくりをしているとのこと。そして、小さい頃食べてわすれられなかったという話もしました。とても楽しい方でした。
▲海鮮シウマイ
▲肉シウマイ
今回はこの「シウマイ」を絶対美味しく食べたいので、鍋でふかすことにしました。しまってあった鍋のふかし機をひっぱりだして、フキンをしいてふかしました。今回は、伊勢佐木町の味として販売していた「海鮮シウマイ」と、「肉シウマイ」とを食べました。私の記憶では、この「肉シウマイ」が思い出の味でした。醤油は不要で、とても深い味がします。もしも、舌の記憶違いだとしても、このシウマイは間違いのないおいしさです。そして、シュウマイ独特の臭みがまったくありません。インターネットでも販売していますが、店のほうが安くなっているので、お近くに行ったときには是非横浜の味、博雅のシウマイをおためしください。
ヨコハマ博雅ホームページ
それにしても、時々私の食べ物に対する思い出に驚くことがあります。親戚のおばさんの美味しかった料理の話をしたときに、その娘さんが、「けんちん汁と甘い御赤飯だけは、母の得意料理でした。」と言われました。とりわけ美食家というわけではありませんが、自分がおいしいと思ったものは絶対に忘れないようです。今回思い出のシウマイ食べることができて、「博雅」の歴史から横浜の歴史にも触れることができて、とても楽しく美味しかったです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます