こくご食堂本日のお話は
リモート授業の様子
「こどもの成長」
お子さんの成長は、大人の想像を越えます。
幼児が言葉を覚えるとき、驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。
教えたことがない言葉を、いいタイミングで使うことがあります。
先週末の国語読解マンツーマン授業でも、生徒の成長がみられました。
使用しているテキストには、問題文章があります。
まずは黙読。
成長その1
黙読がはやくなりました。
黙読が終わると音読です。
成長その2
音読での読み間違えを、自分で修正。
物語が好きな生徒なので、感情をこめて読んでいます。感情が先走ると、読み間違えになります。自分のための読書なら、それもいいです。しかし、ここは文章読解の場面。読み飛ばしたところに読解の鍵があることがあります。
今回の授業では、音読していて不自然なところは、すぐに自己修正していました。
この2つの成長はリンクしています。
黙読→その後の音読を意識している
音読→黙読で読み飛ばしている箇所の確認
黙読では見つけられない言葉。
例えば、まさぐる。
黙読では読みとばしています。音読ではイントネーションがおかしくなります。
そこで、わからない言葉は、正しいイントネーションで伝えます。まだピンとこない場合は辞書で調べます。
探す
と
まさぐる
ではニュアンスが変わってきます。それがわかるのです。
ここで、私も再発見。
ひらがなの多い文章は、とても読みにくいこと。小学生むけの問題でも、漢字にルビをふる文章がよいと思いました。幼稚園児でも、漢字にルビがあるものがいいと考えています。昔から、塾の先生たちと話題になるところです。
そして、文章読解のテクニック。
本文中から書きぬきなさい。
勝手な言葉を使わずに、文章の言葉を探します。
国語の苦手なお子さんは、この問題文を読み飛ばし、解答しようとします。
今はやりの、謎解きでは、ヒントがありますよね。
本文中から書き抜く、そこに文字数制限があれば、ヒントは二つも与えられています。
ここで、本文に目をむけます。
これもポイント。
国語が苦手なおこさんは、本文を読まずに、
なんだったかな?
と考え込み、めんどくさくなるのです。
文章読解をテクニックだけで解くなら、問題文を先に読み、本文を読むことになります。しかし、それでは味気ない。文章を読むことが作業になってしまいます。
ある程度のテクニックを使いながら、日本語の楽しさを学んでいきます。
次の授業では、どんな成長があるのか?とても楽しみです!
リモート授業の様子
★塾
国語作文教室in川崎こくごレストラン
小学生むけ 自己表現・作文教室
武蔵中原 神明神社教室
リモート授業開始
★紙芝居
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第二十八弾
「わたしが認知症になったら」
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