こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[我慢すると・・・]

2018-03-07 21:27:55 | 育児
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[我慢すると]

昨日は長男と二人ででかける予定がありました。めずらしく、息子とでかける用事、滅多にありません。待ち合わせ場所で会う息子は、大きく見えました。

歩きながら昔の話しをしました。

急にトイレに行きたくなった長男が、トイレにまつわる昔話しを始めました。息子たちが5歳の頃です。車に乗って主人が運転を始めると、
「トイレ」
と言われることが多くありました。子供なので、乗車前にトイレに行くということを忘れてしまうのです。私も気をつけているのですが、出かけにあわただしくしていると乗車中に「トイレ」攻撃にあいます。当時主人も頑固だったので、トイレの為に車を止めることをしてくれませんでした。
「我慢するのが大変だった。」
と長男。私も覚えています。
「子供だから、可哀想。申し訳ないけど止めて。」
とお願したこともありました。トイレに行かないと解決しない生理現象と、トイレでなくても解消してしまう生理現象があります。それが「おなら」です。息子達はトイレを我慢しているので、「おなら」をしてしまうことも多かったのです。音もなく香りだけが漂う車内。そこでまた主人が怒ります。

ある日、長男のお腹が膨れていました。
「お腹がいたい。」
病院に行き、レントゲンを撮りました。すると、お腹に大きなシャボン玉のような影が沢山映っていました。
「これ、ガスです。ガスがたまってお腹が張っているのです。どんどんおならをさせてください。」
とお医者様から告げられました。初夏で、まだ肌寒い日がある頃です。寒いのに冷たいものを飲みすぎるのも原因だと言われました。

しかし長男の記憶では、こうです。
車内で「おなら」を禁止される→お腹にガスがたまる→おやじの責任
その話しを聞いて、違うと説明しましたが、長男の思いこみは激しいものでした。

結局、飲み薬でお腹の張りは治りました。小さい頃は、こんなことが沢山ありました。すっかり忘れていました。私も息子達を育てている時、母から私達姉妹の昔の話しをよく聞かせてもらいました。子育ては、そうやって経験者からの話しを聞いて参考にしていくものです。

長男も結婚して育児をするときに、またこの話しを思い出すでしょう。その時は、孫と一緒に楽しく笑いながら話しをしようと思います。


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