こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[甘えていい!]

2019-01-28 19:19:55 | 育児
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

1月無料体験
1月29日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。


こくご食堂今日のお話は
【甘えていい】

赤い服を身にまとった男性は、言いました。
「あまえてもいいんだよ。私は、小学一年生までおかあさんのおっぱいをさわっていました。」


子供達は、ニヤニヤ。
その瞬間、会場の子供達はリラックスをしていました。

1月26日。東京下町紙芝居の会主催。
「”のまりん“と、楽しい紙芝居」


▲左・のまりんさん
右・三橋とらさん


紙芝居会場は畳み敷きの部屋。紙芝居舞台の前には座布団が用意されていました。紙芝居によくあった会場です。

のまりんとは・・
京都出身、現在は石川県金沢市にお住まいです。教員生活を経て、定年後に本格的に紙芝居活動をされています。現在は日本各地、そして世界を股にかけて紙芝居を演じている、伝説の紙芝居師です。

今回は13時~15時と2時間。どんな紙芝居をされるのか、予定が決まってからとても楽しみにしていました。

のまりんが、会場に入ってきたとき、なんと親しみやすそうなかたなのだろうと思いました。なんでも受け止めてくれる、大きなものを感じました。

人をリラックスさせるオーラのようなものです。実は、こういうものを敏感に感じるのは子供達です。子供達は、感性で生きています。特に幼稚くらいまでの年齢のお子さん。いい意味でのリラックスで、決して悪ふざけするこはいないのです。

のまりんは、市販の紙芝居を演じてくださる方です。最初の作品はこちら


▲「でんしゃがくるよ」
脚本・絵 とようたがずひこ
童心社


この紙芝居がとてもいい。何がいいか?
それは、のまりんの紙芝居を観ていただきたい。間、声のトーン、紙をぬくタイミング。絶妙なのです。作品自体は、演じて泣かせです。音がメインです。それでも、きかせるのです。この紙芝居、二子新地でやってみようと思います。常連で紙芝居をみてくれている1歳のお友達にやってみたい作品です。

のまりんの紙芝居は、どれも真似したくなるのですが、中にも印象に残った作品をふたつご紹介します。


▲「かめのえんそく」
イギリスのお話
文、絵 中谷靖彦
教育画劇


これは、ストーリーがとても面白い。しかし、カメをカメらしく演じるのが難しい作品。のまりんの紙芝居に、子供たちは大笑い。もちろん大人も。最後のオチは、お子さんでも幼稚園か小学生でないと理解できなかもしれないです。大人は大ウケです。これも、演じてみたいです。


▲「まんまるまんまたんたかたん」
作・荒木文子
絵・久住卓也
童心社


これは、ワクワクする紙芝居です。参加型と言って、演じる人と観客が一体化となるもの。どんどんもりあがっているのがわかります。ストーリー自体は、単純なのですが、紙芝居だからできる演出です。のまりんの十八番です。

紙芝居が終わってから、のまりんを囲んで座談会のようになりました。東京下町紙芝居の会の面々が、様々な質問をしました。

中でもとても印象的だったことがあります。いつも元気なお子さんを叱りながら紙芝居をみているお母様が、子供を自由にさせているのを始めてみたというのです。そのお子さんは小さいので、会場を歩きまわっていました。そして数回紙芝居舞台の近くにいきました。舞台をたたいたり、セットを壊したりは、絶対にしないのです。2時間という長丁場。ぐずって帰るというお子さんが一人もしませんでした。

会のメンバーからも。
「いつも、こどもたちには、ちゃんとするように言っています。しかし、『あまえていい』という言葉で、寝ころびながら私に甘えて紙芝居を観ている息子をそのままでいいとおもいました。私の中で、何かがパッツと切れて楽になります。」

のまりんマジックです。のまりんは言います。
「今の子供たちは窮屈。」
そうでしょう。

そして、自分の育児を思い出しました。私も、厳しくしていました。ちゃんとさせないといけない。ちゃんとしたこどもに。その思いが強すぎると、子供もストレスになるのです。

のまりんとお話したことは、自分の宝となりました。この「お宝」は、少しずつ小出しにしてみなさんにお伝えしていこうと思います。

そして、私の携帯の待ち受け画面は、「のまりん」になりました。毎日、パワーをいただいています。


▲パパラッチばりに
写真を撮る私
青いしまのセーター




2月の紙芝居
2月13日(水)
2月27日(水)
15時~18時30分くらいまで
二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
★紙芝居(無料です!)
毎月第二第四水曜日

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