【遠征する蝶】

はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

３月無料体験
３月５日（火）
１６：00～１年生、２年生　残席6名
17：00～２年生、３年生　残席6名
18：00～3年生以上　残席5名
３月１９日（火）
１６：00～１年生、２年生　残席6名
17：00～２年生、３年生　残席6名
18：00～3年生以上　残席6名

学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。


こくご食堂今日のお話は
【遠征する蝶】

カナダからメキシコまで遠征する蝶がいます。

オレンジの羽を広げると、その姿はマリーゴールドに似ているといわれています。

オオカバマダラという蝶です。

メキシコの死者の日では、死者が家族のもとに帰るということと、オオカママダラの飛来が同じ時期でることから、この蝶をとても大切にしています。オオカバマダラが羽を広げた姿が、マリーゴールドに似ているということで、死者の日の飾りつけには、たくさんのマリーゴールドが使用されているそうです。

ディズニー映画「リメンバーミー」の中でも、死者の日の飾りつけに沢山のマリーゴールドが飾られているようです。（残念ながら映画をみていないのです）

メキシコには、「オオカバマダラ生物圏保護区」という世界遺産があります。越冬をするためにカナダからきた蝶のために保護区があるのです。この時期、たくさんおオオカバマダラが木に止まると、その重みで木がしなるほどです。

▲密集する
オオカバマダラ

そして、春になるとまたカナダに戻っていくのです。その間に３代、４代と世代交代をしながら。どうして往復路がわかるのかなど、謎が多いそうです。

自然界には不思議なことがいっぱいです。

以前に、ミツバチの八の字ダンスについて書きました。ミツバチは、8の字を描くようなダンスをします。それは、いい蜜のとれた花は、
「ここから西の方角で、3キロはなれています。」
方向と距離を仲間にしらせるのだそうです。

そうそう。今日の紙芝居では、こんなクイズをしました。

蝶は、どんな数え方をするでしょう。
１　○匹
２　○羽
３　○頭

答えは・・３です。これには諸説ありますが、その昔、今週の標本は頭がないと価値がなかったことから、１頭（いっとう）と数えるようになったと言われているそうです。そうなると、このメキシコの保護区にいるオオカバマダラは何頭（なんとう）いるのでしょうか？

自然界には、まだ不思議で魅惑的なことが沢山あるでしょう。そして、解明しきれていないところが好きです。何百年、何千年という歴史の中で、生き物たちが生き残るために得た情報や知識が、そうやすやすと解明されたらたまったもんじゃありません。

私はこの「解明されていません」という文字をみると安心します。解明されていない、おもしろいことが発見されるのを、楽しみにしています。


２、3月の紙芝居
２月27日（水）
3月13日（水）
３月27日（水）
15時～18時３０分くらいまで
二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
★紙芝居（無料です！）
毎月第二第四水曜日

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