Syl.Com.

名も無きねこに

追加で飲む睡眠導入剤のために

2007-04-23 04:04:05 | わたし
 読んでいるうちに眠くなるだろうと、いつもの薬を飲んだ後、『仮面の告白』を手に横になっていた。第四章まで読み進めた。夏の菜園の向こうに走る郊外電車や、厚い雲が性的なにおいを発して、目はかえって冴えてくる。
 明日はまた職を探しに出る。眠らないといけない。
 たった一錠の睡眠導入剤を飲むのに、マグカップ一杯に湯を満たす。何が不安なんだ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする