一日目まいをほとんど感じずに過ごした。
こんな場合でも一応耳鼻科で診てもらうべきなのだろうか?
脳と違って緊急に見てもらう必要は無いので、木曜か金曜に行こうか。
午後三時、母のホームに用があって歩いて出かけた。
帰りにスーパーなどに寄り道したので距離が延び、全部で一時間半くらい歩いた。
帰宅してシャワーを浴び、食事をしようとしていた所にイカから電話がかかって来た。
完成した画集と挨拶状、企画書などを持って横浜の美術館を訪問したら、館長さんが応対してくれたそうだ。
上手くすれば個展を開かせてもらえるかも、と少し期待を寄せている様子だった。そうなるといいな。
読書会に話がおよんで、イカが次に読みたい本としてポパーの『開かれた社会とその敵』を挙げた。
何でもプラトンを痛烈に批判しているのが楽しいらしい。それだけ聞くと確かに面白そうだ。
が、最近出た岩波文庫の新訳も未来社の旧版も高くて手が出せない。
岩波版の上巻だけ買って、何日か霞を食べて過ごすか。