今日の精神科の診察には、脳神経クリニックで MRI 診断を受けたことや、
その後の特定健診と循環器内科の話をメモにまとめて持って行った。
ドクターはメモを読みながらカルテに経緯を入力した。
健診の結果が出たら教えて欲しいともいわれたので、念のため持って行っていた結果表を見せた。
昨日感じていた不安も伝えてみたが、特にクスリの変更も無かった。
そんなことは今の所見に織り込み済みということか。
処方されているクスリの中に新たに発がん性が認められたものがあり、
前回薬局の薬剤師さんから先生と相談するよう言われていたことを忘れていた。
次は必ず先生と相談して服用を続けるか決めて欲しいと薬剤師さんから頼まれた。
今のところは服用継続だ。
駅の立ち喰いそば店でもりそばを食べて一度家に寄り、
一階の片付けで見つけた小型の地球儀を持ってリサイクルショップに赴いた。
30円くらいかと踏んでいたら150円も貰えた。
帰宅して冷たいシャワーを浴び、コーヒーを飲んでウトウトしていたら、イカから電話がかかって来た。
読書会の次の課題図書を、ポパーの『開かれた社会とその敵』ではなく、
ブルトンの『シュルレアリスム宣言集』(江原順訳 白水社 1983) にしたいらしい。
バタイユの話など出てくるという。難しそうだ。
学生の頃習った「科学的な命題は反証可能性を備えてなければならない」というポパーの主張を話したところ、
そこまで理詰めで話を進めるのは堅苦しいといわれた。
徹底的に論理にのっとった話があまりお気に召さないのは、芸術家だからなのか、イカらしさなのか。
9月7日からの個展の準備に専念したいということで、来月も読書会は無し。
個展でイカと会ってから次回の話を進めることで話は落ち着いた。
ポパーの本も結構な値段だったのでこのまま放置するのももったいない。
一人で読み進めていこう。