昨日、お話ししたように、
稽古場ではみんなが桜を拾ってくれました。
つまりリサイクル
そりゃそうです。
いちいち稽古のたびに新しいのなんて、作っていられません。
するとね・・・。
だんだん、混じってくるんです。
何回も何十回も拾ううちに、
髪の毛やら、
ほこりやら、
糸くずやら、
紙くずやら、
正体不明のゴミやらが、
桜の花の中に・・・
それを顔の上で散らすと、
・・・なんか、見えるんです。
桜ならぬ、有象無象が
私の顔の上に降ってくるのが。
特に、まだ下手だったときは、
力任せにあおいでいたために、
全部自分の顔の上に落ちてきて、
(うひゃぁ~、いろいろあるぞ~)
なんか、宇宙遊泳で宇宙のチリでも浴びているような、
壮大な錯覚に陥ったりしてました(笑)
ずっと見ていなきゃ散らせないから、
目をつぶるワケにもいかなくて、
ヘンなものが目に入らないか、ヒヤヒヤでしたが、
なんとか、それは回避できました。
でも、その時期、
なんとなく肌荒れがひどかったのって、
もしかすると、ゴミを何回も浴びたせい?
そういえば、劇場に入って、
ゴミ入りの桜を浴びなくなって、肌荒れが落ち着いたような???
そんなこんなで、毎日、
何度も何度も桜を散らしているうちに、
今度はひとつ、
面白いことに気がつきました。
(つづく)
(上の内容とは無関係の)思い出の1枚
稽古場での休憩時間。
短期集中の稽古だったので、
休憩時間は全員バッタリ。
10分休憩でも、この状態でした。